こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

ハブ噛み師匠、まみちゃんのお見舞いに訪れる。

2009-09-21 23:55:31 | 写真日和


ネコというのは、よく寝るものだ。
「ネコ」の語源は、「寝る子」→「寝子」から来た、という節がある。
なるほど、ネコはよく寝る生き物である。
また、寝ている姿が、様(さま)になる生き物である。

昨日のまみちゃんは、1日の大半を寝ていた。
しかし、そういうことを言っている「かたちんば」自身も、ラジオをかけながら、一緒に1日中、ごろごろ、うとうとしていた。
そういう自分の前世は、ネコだったと、かたちんばは思っている。

***

昨日は、結局、4か所におしっこされてしまった。
出しっぱなしのこたつの掛け布団と敷き布団に2回・デイバッグの上に1回・床そのものに1回。

しかし、ようやく慣れてきたのか、今日はそういう失敗も無く、今日はやっとしっかりトイレでおしっこしてくれるようになった。


【真剣な顔をして、おしっこをするまみちゃん】

そして、昨夜は、ウンコをようやくしてくれた。
何とか、ウンコの方は、トイレの中でやってくれて、助かった。

しかし、(汚くてすみませんが)ウンコはやけに黒い。
これは、実はカラダが良くない証拠であることを、お医者さんから聞いた。
白血病なので血が止まりにくくなっていて、たかだか歯肉炎などでも血が止まらないのだ。
この黒いウンコとは、要するに、体内の臓器のどこかで血が出ていて、それが混じっている証拠なのである。

***

夕方、たたんだ布団をまくらにして、横になって大竹伸朗さんの本「見えない音、聴こえない絵」を読んでいたら、うとうとと眠りに入ってしまった。

16:30「ピンポン」
というチャイムの音に起きる。
ハブ噛み師匠来訪を知らせる音である。

家を出られない自分が、メールで彼にお願いしていた「モンプチ ゴールド」のカンズメ3つを持って彼はやってきた。
おみやげに、お菓子とアイス・カフェオレをもらい、2人して、さっそく、アイス・カフェオレを飲む。

ハブ噛み師匠がまみちゃんに前に会ったのは、実は、もう5年以上前にさかのぼる。
実家に居る頃のことだ。
自分の実家は、家長たる「鬼畜親父」が変人であるために、親父の聖域である家には、他者を招きがたい空気が流れていて、かたちんばは、昔から、友人を呼ぶ場合は、親父の居ない時間と決めていたのである。

そういうことやら、なんやらで、ハブ噛み師匠はまみちゃんファンであるにも関わらず、再会は、こういう形での場面となった。

***

私同様、ネコ好きのハブ噛み師匠はまみちゃんをなでながら、i-フォンでさかんにまみちゃんの写真を撮りまくっていた。

15:00ごろ納豆ご飯とコロッケバーガーという不思議な組み合わせの遅い昼食を摂った自分だったが、陽がどっぷり暮れてしまったので、スーパーに2人で夕ご飯の食材を買いに行った。

ご飯を3合炊いて、野菜炒めを作り、さばを半ペラ焼いて、2人での夕食を始めたが、魚の焼いたにおいを嗅ぎ付けて、まみちゃんがやってくる。



ふだんはこの光景、よく見慣れた光景であり、食いしん坊のまみちゃんは、誰が来訪しようと、食べ物を貰おうと、来た人にへばりつくのだが、そんなありふれた光景も病気になってからは無かった。
・・・・というか歩いて来るチカラさえ無かったので、その光景そのものが、快方に向かっている証拠だった。

***

まみちゃんは、もう全ての歯がぐらぐらで、歯で噛むチカラは無いので、切り裂く必要の無い食べ物しか摂れない。
だから、盛んに「くれくれ」と一歩も引かないまみちゃんに、試しに、さばをほぐして上げて見ると、なんと食べた!!のだ。

「調子いいぞ。まみちゃん!」

何度も何度もせがむので、次々にほぐして、さばをやっているうちに、さばはこんな具合になった。



かなりの量を食べました。
今日のまみちゃんは、驚くほど動き回るし、驚くほど元気です。

***

と、終わろうとしたが、振り向くと、また、まみちゃんは、皿に盛っていたモンプチを、また食べ初めている。
「おいおい、今夜、寝ている間に吐かないでおくれよ。
頼むよ、まみちゃん。」

土曜・日曜・月曜・・・3日目の同居生活が終わろうとしている。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

矢野顕子・坂本龍一&佐野元春  「自転車でおいで」'87年

2009-09-21 10:02:43 | 音楽帳


○月×日 雨のちくもり
僕は だれかを 好きと書く
それが だれかは わからない

窓の外を 犬が 歩いてゆく
黒い鼻 黒い足
いつも ひとりでいる犬だ

知らない あなたに 会いたいな

自転車で おいでよ
僕の家は すぐ そこだよ
とうふ屋の かどから 四軒め


○月×日 晴れのちくもり
僕は だれかが だれかを知る
そして 名前を 書いてみる

庭の池を ネコが のぞいている
小さなネコ 小さな水
いつも お腹を へらしてる

いつかは あなたに 会いたいな

自転車で おいでよ
僕の家は すぐ そこだよ
牛乳の あきびんが めじるしさ


自転車で おいでよ
僕の家は まだ あるのさ
朝日と 夕陽が あたる家



アルバム「グラノーラ」収録曲

作詞 : 糸井重里
作曲 : 矢野顕子
編曲 : 矢野顕子・坂本龍一


坂本龍一: keyboards
矢野顕子: keyboards
吉川忠英: acoustic guitar
駒沢裕城: steel guitar
佐野元春: chorus & whistle
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする