
人は車とおなじで、エンジンとガソリンがなきゃ走り続けてはいけない。
そんなガソリンになり得るものをまさぐり探し、手に入れながら前に進んでいく。
ウソでも笑ったり、たいして興味なくても取り組んでみたり、興味持つふりをしてみたり、すること。
よく心理学や精神医学などにそんな行動療法が記載されるが、それはウソじゃない。
歩くことは、今のじぶんにとってそんな一つの大事な方法。気が進まなくとも一歩進んでみること。
そうしているうちに精神にドライブが掛かる瞬間がある。
闇に光が差すときがある。
いくらやっても晴れ間が見えぬこともあるが、うろうろしながら別の道を歩いてみる。
気が沈んでも、じっと進むこと。それはふだんどおりの今。
何かが現れ、着火され、精神がスパークするのを待ってみる。
みうらじゅんさんのこの十数年の行動には、根底にそれがあって、つくづく感心し・大笑いし・励まされる。
”人間はだれでも気違いだが、人の運命というものは、この気違いと宇宙とを結びつけようとする努力の生活でなかったら何の価値があろう?”
寺山修司さんの文庫本「ポケットに名言を」に入った好きなコトバ。
アンドレ・マルロオの『希望』という中の一節。
幸福/ハピネスを感じる楽曲は?
と昨日メモしてみた。そんな中の一曲。
■Stevie Wonder 「Overjoyed」1985■
スティーヴィーのヴォーカル・楽曲のすばらしさ。
サンプリングされた鳥の声や水や自然の音がメロディーの骨格をさらに際立たせ、久遠の響きがする。

もくれんが咲いた。






修善寺寒桜。

寒緋桜。
















コチャコ。2012年2月。