ナンバーを付けたカセットテープ以外に、(未完)のまま終わってしまったものがたくさんある。
エアチェックして聴いていたけど、後日とある夜、特番やライヴ番組などが迫り、手元にカセットがそれしかなく、泣く泣く上書きしてしまった。。。
というパターンが一番多かった。
みうらじゅん先生が夜な夜な作詞作曲して録音した、自作DT(童貞)フォークのカセットテープに、B面途中で終わり=「未完成」としたものがある。その理由は、ジョン・レノンに影響を受けた結果とのこと。
じぶんはそんな理由ではなかった。
今ではインデックスカードだけが残る中の1本が上の写真。
(A面はのちのちとして・・・)B面は、1982年1月12日(火曜日)の「クロスオーバーイレブン」を録音したもの。
火曜日ということで、この日は教授の「サウンドストリート」~「ふたりの部屋」を聴いた後のことになる。
当日は、カセットNO.5のB面に3曲収め、ナレーター横内正さん(津嘉山正種さんの前任)の語りの合い間にカセットを即入れ替えて録音したものと思える。
タンジェリンドリームの「イグジット」は、この日初めて聴いた。
この辺の時期に買ったミュージックマガジンの「1981年ベストアルバム」で、LP「イグジット」を挙げる人が多く、この後1982年にレコードを買うことになる。
先週から今週に掛けて、mp3プレイヤーでひさしぶりに「イグジット」を一枚通して何度か聴いた。
35年経った今でも素晴らしい作品。
タンジェリンドリームの作品群は、80~90年代に渡る際起きた”ハウス/アンビエント”以降の流れの発生源の1つ。彼らにもじぶんらにも大きな影響を与えた音楽。
■Tangerine Dream 「Exit」1981■