本願寺名古屋別院で、葛飾北斎の
大だるま絵を倣った作品を見てきた。
1817年に、当境内で大だるま絵を
即書する興行が行われた。
当日は早朝から多くの見物客が賑わう中、
120畳もある紙が広げられ、藁の筆で描き
はじめ夕方には完成したと伝えられている。
それを再現するイベントが23日に行われ、
作品が本堂に敷かれて乾燥中であった。
↑当日の様子と使われた筆
大だるま絵は戦災で本堂とともに焼失し、
今回の記念行事で200年ぶりに復活した。
↑鐘楼
↑ビルに挟まれ窮屈そうな南門
↑インドの仏教建築に似た本堂
大伽藍の威容を誇っていたが、ことごとく焼失して、
現存する建物は南門と鐘楼だけで、本堂は昭和47年に
再建されている。
門前町通りは仏壇・仏具店が軒を連ねているが、
日曜日でも閑散としていた。
隣接する大須商店街は、観音さまと共に
賑わいを見せている。
↑仲の町公園
往復1時間ほどの道のりだが、午後の散歩には
変化があって面白かった。