今期一番の冷え込みの中、堀川・納屋橋
畔りの四季桜が咲き始めた。
木枯らしに晒されて、寒々と儚げだが、
これから正月過ぎまで次々と開花する。
桜通りの銀杏並木は、純金とはいかないが、
黄色を増して見頃を迎えている。
今朝の新聞が、受動喫煙防止策をめぐり、自民党と厚労省は
大幅に緩和する案で調整が進められていると報じている。
昼休みの都心の公園は、喫煙する人たちの煙と
臭いで満ちている。
渓谷を思わせる都心のオアシスでも受動喫煙にさらされるので、
閉ざされた部屋では排煙や分煙の効果は期待できない。
厚労省が2020年の東京五輪までに、飲食店の原則禁煙案を
まとめたが、自民党の反発で30平方メートル以下の店の
喫煙は認めると修正した。
厚労大臣の交代に紛れて、自民党は150平方メートル以下に
緩めた対案を示し、調整が続いているという。
自民党は、受動喫煙被害を受けやすい子供や高齢者の味方か、
禁煙で客が減ると主張する店を守るのかを厳しく見定めたい。