
木端の会は荒子観音寺の一角を借りて、毎週木曜日に
30名ほどの会員が集まって稽古をしている。

今日は今年の最終日で、稽古は休みにして、
教室内外の大掃除と納会をした。


教室の備品や道具、材料などを整理し、
隅々まできれいにした。
境内の駐車場や公園の落ち葉を掃き、
まだ茂っている雑草も刈り取った。

仁王門の両脇に安置されている阿吽像の
すす払いをし、一年の埃をおとした。

両像とも3メートルを超す大きさで、現存する
円空像では最大と言われている。

あまりの大きさに、円空は大木を池に浮かべて彫り、
その時の木っ端を使って千体以上の千面菩薩を彫った
という逸話が残っている。

掃除のあとは、弁当とお茶などでささやかな納会を開き、
一年間を無事に過ごせたことを喜び合って散会した。
今夜はもう一つの納会?があり、料理や酒も出て盛り上がりそう。