2月3日は節分で、邪気を払い福と春を呼ぶ「豆まき」が、
全国各地で行われる。
尾張四観音の一つ荒子観音寺でも、朝10時から本堂でご祈祷を
受けた人たちが、升に盛った福豆を参拝者に向けて撒く。
絶好の節分日和と、折よく土曜日に当たり、境内は善男善女や
子供達で賑わった。
荒子観音の施設を借りて円空仏彫刻をする木端の会は、お札や
福豆の販売、本堂内で豆まきの誘導などの手伝いをしている。
この日だけは、国の指定重要文化財「多宝塔」の内部が、
年に1回公開される。
天文5年に建立された市内最古の木造建築物で、釈迦三尊が
祀られ、天井には蓮華などが描かれている。
境内や駐車場にはたくさんの露店が並び、参拝帰りの人が
訪れていた。
お寺の北側にある荒子梅苑の梅が、ちょうど見頃を迎え参拝帰りの
人たちの目を楽しませていた。
節分会豆まき
節分会豆まき