朝から北風が強く吹き、風冷えの一日だった。
時々陽射しもあったが、北風に乗って黒い雲が流れ込み
風が一層冷たく感じる。
丸善で本を買って早々に家に戻った。
直木賞受賞「ともぐい」は、吉村昭の「羆嵐」と背景が似ている
ので興味を持っていた。
もう1冊は好きな作家の文庫本化されたばかりの本で、平積みの
タイトルに見覚えがあったが手が出てしまった。
家で読み始めると、登場人物などで以前読んだ記憶が断片的に
戻ってきた。
20年ほど前に単行本で出版された時に読んだようだ。
ストーリーや結末は記憶がないので、読み進むことにした。
最近はこんなケースが増えてきた。
大沢在昌の新宿鮫は読んでます。
「北の狩人」も読みました。
ぐいぐいと引かれるような内容で、
読み応えがあります。
名古屋の雪は大したことありませんが、近郊では
雪の被害が出ていました。
大沢作品の、ちょっとハズレたデカの活躍は
スリリングで、引き込まれますね。
吉村昭「熊嵐」は二度も読みました。
開拓村を襲った恐怖、迫力ある作品でした。
読書好きを自任している私ですが
大沢在昌さんまだ読んだことありません。
偏っている読書です。
伊吹颪が冷たいです。春よ来いです。
冬の狩人が終わったら読むつもりです。
今は猟友会がしっかりした装備で、熊と対峙
しますが、槍や山刀の猟師は命懸けですね。
大沢在昌は、大藪春彦以来ハードボイルドが
好きで愛読しています。
寒い日は読書がいいですね。