北町奉行所で舞台劇「遠山の金さん」があるというので・・・。
北町奉行所にやってきました。

同心の衣装を着ていると、こんな記念写真が撮れるので楽しいです(笑)。

奉行所の中はこんな造りになっています。

インチキ占い師とその弟子が、インチキ占いで大儲け。そのインチキがバレたら相手を弟子が殺す・・・。駕籠かきの友達の娘がインチキ占いに引っ掛かって、高い壺を買わされそうになりました。で、駕籠かきと遊び人の金さんが娘を説得しながらそのインチキを暴く・・・っていうストーリーです。
出演者その1、左から北町奉行所同心、インチキ占い師、インチキ占い師の弟子、です。

出演者その2、左から駕籠かき、駕籠かきの友達の町娘、遊び人の金さん、です。
・・・町娘がインチキ占い師に騙されて、高価な壺を買うために着物を質に入れようとしてました。そこを友達の駕籠かきと遊び人の金さんが「やめなさいよ、インチキ占いなんだから」って止めてます。

娘を駕籠に乗せて連れて行く・・・で、金さんが駕籠を担ぐ練習してます。

「駕籠ってエコカーだよね」
「エコカー減税は終わりました」
・・・っていうやりとりがありましたよ(笑)。

そこにインチキ占い師登場!金さんも騙そうとしました。

金さんがいなくなった間に駕籠かきが占い師にインチキを指摘して・・・インチキ占い師の弟子に殴られました。

そこへ金さん、再登場!バトルが始まります。

「この金さんの桜吹雪、散らせるものなら散らしてみろぃ!!」

大迫力(?)のバトルシーン。ワイヤーアクションとかは無いですよ(笑)。




同心が騒ぎを聞き付けて現れましたが、金さんは「やべっ」って感じでトンズラ。残った駕籠かきが占い師を襲った犯人だと誤解されて捕まっちゃいました。
この間に同心の役者さんが最近バツイチになったとか、駕籠かきの役者が実はこの舞台の責任者で日曜日に有休取ってるとか・・・そんなやりとりもありましたよ(笑)。

そうそう、開演待ちの間に小さな紙が渡されます。
なるほど、おひねり用なのね(笑)。おひねりに関しての説明も面白かったですよ~。

さあ、お白州でのお裁きが始まります。
「遠山左衛門の丞様、御出座~!」

お約束で、悪党はシラをきって、駕籠かきと娘は「そうだ、金さんが証人だ!」て言います。悪党は「そんな金さんなんて奴は知らねえや」っていうやりとりがありました。
そこでお奉行様は立ち上がり・・・。

「この桜吹雪に見覚えがねえとは言わせねえぜ!」



・・・桜吹雪っていうか、良く見るとツバキだな(笑)。

最後にお白州はおひねりでいっぱいになりました~(笑)。

子供も大人もみんな・・・大笑いしながら楽しめる舞台でした。懐かしの時代劇の「遠山の金さん」とは別物なので、すっごく面白いですよ(笑)。