うさぎ学園 多趣味部

学長でウサギのわちゃまる君・ZIPPO・ウイスキー・旅行・ガーデニング・釣り・・・今日も全力で遊びます!

大平山トレッキング・再び(その4) 哀しい赤松

2015-10-05 20:34:30 | 41号室 トレッキング
遠くから山を見ると、枯れている木がとても目立ちます。


杉林の奥に・・・なんだかレバーみたいなものがあるぞ??



軸が凄く長いキノコ~!
「テングツルタケ」。本来は広葉樹の林に生えるんですが、広葉樹林の中の部分的杉林なので、胞子が飛んだんでしょうね。
下痢などの消化器系中毒を起こす、毒キノコです。



下の方に真っ直ぐ下って行く道。先の方が遠くまで見える山道って、あんまり無いんですよ。



あっ!きっとここにも何かが棲んでますよ。
多分、ネズミ類です。



このキノコも結構目立ちます。
「クリタケ」。食べられるキノコですが、似ている猛毒の「ニガクリタケ」と間違えて食べると、高確率で死んじゃいます。



山を遠くから見たときに、枯れ木が多いことに気付きませんか?
最近、「アカマツ」ばかりが狙ったように枯れています。ほら・・・こんな具合に・・・。



「マツクイムシ」っていう害虫の仕業で、松の木に集団で発生します。
マツクイムシは総称で、カミキリムシ科の「マツノマダラカミキリ」、ゾウムシ科の「マツクロキボシゾウムシ」、キクイムシ科の「マツノキクイムシ」など、約60種類の害虫を指します。
そいつらにやられると・・・幹はこんなふうにされて、木が枯れてしまいます。
これが大発生すると・・・何十年もかけて育った、たくさんの松の木があっという間に壊滅状態になります。



そして枯れかけのアカマツに生えた「キヒダマツシメジ」。
童話に出て来そうな可愛いキノコですが、食べられません。



森の隙間から、ちょっとだけ「下界」が見えました~!
こういうの、気持ちいいですね~(笑)。こういう見晴らしのいいところで、お握り食べたいな~♪



おお~!田んぼがパッチワークのようだ~!!



次回、お握り♪
お楽しみに~(笑)。

※キノコを同定する際には『文一総合出版 日本のキノコ262』を参考にしています。
※キノコを収穫したら、必ず専門家に確認してから食べましょう。