うさぎ学園 多趣味部

学長でウサギのわちゃまる君・ZIPPO・ウイスキー・旅行・ガーデニング・釣り・・・今日も全力で遊びます!

とちぎ花センターで草木染体験教室に参加したぞ!

2019-03-18 21:22:44 | 10号室 会議室
『とちぎ花センター』は栃木県栃木市岩舟町下津原1612にあります。


草木染体験教室を予約したので・・・来ました『とちぎ花センター』。
こういう体験って自分の知識とスキルがアップするから楽しいです♬


真ん中の黄色い温室で体験教室が催されます。
とちぎ花センター・・・結構広いです。


ここが体験教室の会場だ~。


1グループ数人のテーブルです。
今回は1グループ3~4人でしたが、参加者が多い時には1グループ10人ぐらいになるそうです。


参加料は1000円。
1300~1800円ぐらいで、自分が染めたい素材を購入します。
奥の白い布(ストール)が素材です。
手前のオレンジ色っぽいのが染めた後の見本。


地元の新聞でも紹介されたんですね~。


今回の草木染は『梅染め』です。
①素材の布を水洗いする
②染液に入れて染める(20分)
③水洗いする
④媒染液に浸ける(10分)アルミ媒染:ミョウバンを使用
⑤水洗いする
⑥染液に入れて染める(10分)
⑦水洗いする
⑧中性洗剤で軽く洗浄する
・・・の手順で染めます。


先生が前もって梅の枝のチップを煮詰めて作った染液を使います。
染液を作るには3日ぐらいかかるそうです。
とちぎ花センター内で剪定されたあの枝を、隣にあるチッパーで粉砕してチップにします。


クリアボックスに入ってるのが粉砕されたチップ。
鍋の中のがチップを煮詰めて作った染液を濾した後の残骸。


こんな状態で煮込んだんですね~。


濾した染液がこれ。
これで染色します。


私が選んだストールはこれ。
綿70%、シルク30%っす。


ここで先にワンポイント。
部分的に『絞り模様』を入れたい場合は、その部分を縛っておきます。
この部分だけ、染まりが浅くなるので、絞り模様ができます。


参加者が流し台に並んでますが・・・。


はい、まずは水洗い。


よ~く絞ります。


次に染液に投入。
布をゆっくり何度もひっくり返しながら染色します。
染液から出るとムラになっちゃうので、しっかり沈めなければいけないのだ。
3人分のストールが入ってるので、ひっくり返すときにちょっと重い。
布を傷付けないように、菜箸の後ろ側を使っています。
こうして20分染色。
染液は沸騰させません!


20分経ったら、水洗い。
軽くすすぐ程度がいいみたい。


よく絞ったら、媒染液に投入します。
温度は40℃ぐらいかな~?
媒染には漬物の発色を良くする『ミョウバン《硫酸カリウムアルミニウム十二水和物
AlK ( SO 4 ) 2 ⋅ 12 H 2 O 》』を使っています。
なので・・・素手でやっちゃいました(笑)。
このほうがムラ無く媒染できそうな・・・気がする。
これを10分続けます。


で、また水洗い。
気持ち、媒染液をしっかり落とすように洗います。


そして更に染色。
今度は10分。


そして水洗い。
おお!さっきよりも色が濃いぞ!


どの工程でも、絞るときには握るように絞ります。
雑巾のように絞ると、布地を傷めます!


そして仕上げに中性洗剤で洗います。
さっきのボウルに食器用洗剤を2~3滴。
泡が無くなるまで洗い流します。


そしてまた絞ったら・・・完成!!
おお!いい色に染まったんじゃないか??


ビニール袋に入れて持ち帰って、家で干します。
陰干しにしないと、日光で退色しちゃいます・・・。


完成品がこれです!!
上手くいったじゃん!!


ふふふ、満足♬
草木染は少しずつ色褪せていきますが・・・それも味わい。