テントを設置した状態の写真です。
防風機能は高いと思われます。「防臭機能は低い」という印象です。使用者が多いと使用することを
ためらう人が多くなると予想がつきました。
テントを設置した状態の写真です。
防風機能は高いと思われます。「防臭機能は低い」という印象です。使用者が多いと使用することを
ためらう人が多くなると予想がつきました。
参加メンバーは行政担当者を含めて10人でした。まずグランドに設置してあるベンチ部の天板を開けます。かぎを開けますがこのカギの所在が問題点。町内会での管理が徹底できていない由。災害時はかぎを壊して使用する事態かもでした。
天板を開けた状態です。
接近すると中にテント等が引っ掛けてありました。
テントを設置しました。
外からと内からのファスナーがついていました。
この日は肌寒く、直接肌を触れて用を足す気にはなれず、冬場の使用では大変と思います。
暖房便座のありがたさを実感しました。TOTOさんINAXさんこの分野にも進出をお願いいたします。!
問題点としては「設営に手間どる。再び用具を収納して元の状態にすることの大変さがある」
結果して「過去10年間に1度しか訓練で開閉、設営訓練が出来ていなかった」
一度使用したら「汲み取りが必要」=「訓練で使用することはできない。」ことがわかりました。
一基数十万円と高価な設置コストがかかる。
この場所は海岸線の砂丘を上りきった高台にあります。背景には栄小学校。ここから一気に下る坂道と続きます。(新潟の下町地区。)
この高台を越える津波があると「新潟市の新潟島と呼ばれる地域は全滅です」県内有数のノッポビル「NEXT21」も水没します。
東日本大震災の津波の恐怖感を参加者一同で共感.共有できた視察会でした。
東日本大震災によって再び喚起された災害対策。
小生の住まいする地域でも災害時対応の施設を確認する機会がありました。
ほぼ10年前に設置されたらしい災害時対応型のトイレの確認です。
新潟市の西海岸。日和山海水浴場近く、三八邸という浜茶屋の駐車場付近にありました。
全部で4基。普段はグランドのベンチとして使用されています。
設置板がありました。以下説明文です。
平常時はスツールとして使用し、災害時には緊急用トイレとして利用します。
汲み取り式便槽の独立型の為インフラ被害の影響を受けにくく、仮設トイレを大量に保管する無駄を省き地下便槽内にテントを
収納した完結タイプです。便座を可動式とし、衛生面にも配慮しています。便槽容量は675リットルあり、1日約90人が5日間利用できる容量としています。※後日汲み取りが必要となります。