東日本大震災で引き起こされた巨大津波。数多くの車が流されていく様子が放映されました。殆んどの車は全損です。
車両保険に入っている車はせいぜい半数。その半数の保険ですら地震.津波による損害は免責で支払い対象となっていない。
ローン中の車であれば廃車となった車に延々と掛け金を払い続けねばならない。
耐震構造の新築住宅が津波で流されて、高級外車をローンで購入。車両保険をつけたが地震.津波は免責。
併せて負債1億円なんてケースも出てくる。契約者が死亡していれば団体信用保険で精算されるが、運良く高台に避難できていれば
それこそ一生ローンと格闘せねばならない。家も車も失われてなおかつである。
職場を失ったケースでは更に深刻だ。収入も絶たれてローン地獄。財産は瓦礫の下。避難所暮らし。
生活保護を申請しようにも財産処分が出来ない。多くの問題が露呈した。
当面は多くのファイナンシャルプランナーの出番だろう。
ボランテイアで多くの被災者のライフプランの相談に応じるべきだ。
車の保険だって廃車にして自賠責保険、任意保険の残存期間の掛け金を取り戻せる。
保険の無事故歴だって「中断」手続きで将来車を必要になった時に「復活」できる。
「被災者救護法」等多くの援護法、地震保険の適用はなくても火災保険の見舞金規定で主毎金がいただける場合もある。
各種手続きでいただける生活費の工面策を積極活用してほしい。ファイナンシャルプランナーはこれからの被災者支援の大きな力となり得る・