しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

スリーレターテスト

2011年11月06日 | Weblog
三文字熟語クイズみたいなもので最近よくわからない「英語の三文字熟語」が登場する。
「TPP」「FTA」「EPA」である。
「TPP」は「環太平洋戦略的経済連携協定」という略語で加盟4箇国に加盟交渉国5箇国が拡大交渉中・

「FTA」は「自由貿易協定」と呼ばれ、特定の国や地域との間にかかる関税や企業への規制を取り払い、物やサービスの物流を自由に行えるようにする取り決め。

「EPA」は「経済連携協定」と呼ばれ、物流のみならず、人の移動、知的財産権の保護、投資、競争政策など様々な協力や幅広い分野での連携で、両国または地域間での密接な関係強化を目指す協定。
以上ウィキペディアより
FTA地図です


「メリットとデメリット」

FTAには経済的利益のみならず、政治的利益が期待される。自由貿易の促進拡大により、スケールメリットや、協定国間における投資拡大の効果の期待がある。
政治的軋轢の軽減も期待される。

デメリットは地域間における生産や開発の自由競争や合理化を前提としているため、自国に優位性がない場合、相手国に産業や生産拠点が移転しやすい。国内消費者が求める生産品の品質が保てない製品が市場に氾濫する。
日本はベトナム、ブルネイ、インドネシア、タイ、フイリピン、マレーシア、シンガポール、スイス、インド、オーストラリア、チリ、ペルー、メキシコとEPA協定がある。

日韓にはFTA協定がある。
中国、米国、という大きな貿易相手国にいずれの協定もないということで
政府が焦っているのが実態の様だ。
中国とやるのはリスクが高いが現在は貿易額は拡大していて協定がなくても問題もあまり見えない。

米国とはかって最大の貿易相手国だったが地盤沈下が甚だしい。
「TPP」交渉国としては日米が9割の経済規模となる。ここの土俵で勝負すると
いいかも。と思うのも無理からぬ。
「日米のFTA」は牛肉、遺伝子組み換え食品、保険、金融、他問題が顕在化し易い。

え~い。ここは多国間交渉の「TPP」で実態も見えにくくして交渉すれば有利かも。
と国民に分かりにくい裏政策を考えた様に思える。
「泥が好きなドジョウ首相」の考え見えたり!
米国大好きの前原政調会長の魂胆見えたり!

もうすこし、国民が冷静な判断が出来る時期が来るまで条約交渉に入ることは中断いただきたい。半数が反対している状況では絶対にダメだ。
強引は良くない。政治判断をする時期ではない。

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