しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

英雄色を好む

2011年11月30日 | Weblog
アテネ、北京で連続金メダルを獲得した柔道界の英雄「内柴正人」氏。
33才と若い。
柔道部のコーチとして勤める大学の女子部員に対して「セクハラ行為」を行なったとして大学より「懲戒解雇」された。

未成年の女子学生に酒を飲ませて下半身を暴走させた。
大学学長から「教育職員として適性を欠く」とした。事実関係を本人も認めており、合意の上だったと主張しているが、未成年者に酒を飲ませて事を行なった事に間違いはない。

古今東西「英雄色を好む」の事例に事を欠かない。
近年は[タイガー・ウッズ」「ビル・クリントン」「IMF専務理事」「イタリアのベルルスコーニ」日本では宇野首相の料亭女将妾問題で首相辞任があったくらいだ。
古くは伊藤博文が日本初のカーセックスということで馬車で一晩走らせて事を運んだ芸者事件も記録されている。

英雄ということでは織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、も10人からの妾をかかえていた。
シーザー、ナポレオンに劣らず好きな女性は部下の妻でも奪うことは日本の天皇にもあったようだ。「古事記」にはこのことが記述されていて驚かされる。

社会的地位が高まると「出世とホルモン」が関連するとスイスの経済学者「エルンスト・フエール」が実験を行なって証明されている。
男性ホルモン「テストステロン」は濃い人ほど出世しようと努力する。とした。
科学雑誌「米国科学アカデミー」は「儲けが大きいトレーダーはテストステロン値が高い」と研究結果を公表している。

やり手の男ほど性欲旺盛のケースは多く、出世と性欲が正比例するという興味深い仮説の根拠が生まれている。
この仮説を体現した人が必ずしも「幸せ」とは言えないことが哀れではあるが。
くれぐれも「下半身の暴走」には気をつけて。^^

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