しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

勤労感謝の日

2011年11月23日 | Weblog
今日は勤労感謝の日。
祝日です。戦前の宮中の「新嘗祭」にいなめ祭、を由来に持つ祝日です。
天皇はこの日、神々に新穀を供えて収穫を感謝するとともに、自らも食することにより天皇が国に実りをもたらす力を得るとされた。

人々が農耕に汗を流し、実りの秋を実感し、収穫の楽しみと達成感を「新嘗の祭り」として農村で行われていたことは「日本書紀」の記述にも残っている。
昨今はどうかというと、東日本大震災の影響や戦後最高水準の円高、TPP問題で農業を含む外圧。雇用環境も「超氷河期」が続いている。

長引くデフレ、円高で海外移転、産業の空洞化、生活保護世帯数戦後最高値。
「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う」という祝日法の趣旨を生かして政府は国民が将来の実りを実感できる施策を打ち出してほしい。
国民はみな他の人との勤労の絆で結ばれている。他の人の勤労と生産があってこそ
生きる糧を得られ、「おかげ」に助けられて自分も「生きる」ことができる。

今日は普段の勤労を感謝したい。
ゆっくり英気を養い明日からの活動の糧としたい。
この日に出勤する「社畜」はいないよね。と書き込みもあった。
案外今の日本は大勢いそう。気持ちで感謝すること、この日の意味を考えること。
それが大切と思う「勤労感謝の日」祝日であります。^^

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