100年の伝統を誇る新潟市の伝統校「市立二葉中学校」「市立舟栄中学校」は来年3月末に閉校する。
閉校記念式典、お別れ会は二葉中学校が11月二日、舟栄中学校が11月16日にそれぞれの学校、ホテルで行われる。
お別れ会は二葉は満員。締め切っているが、舟栄はまだ若干余裕があり、10月末まで受け付けるとしている。二葉は新潟芸妓の踊り、舟栄は今井あいさん(卒業生)のメモリアル演奏がある。
昨日は第6回目の学校統合実行委員会が開かれ、進捗状況の報告があった。
「新潟柳都中学校」の校歌の歌詞は決まった。「遥遥と緑を映す信濃川、高志の大地を潤して早苗育み 黄金の稲穂 我ら柳都の恵なり」
「皓皓と朝日煌く飯豊山 霊峰弥彦を仰ぎ見て歴史と文化を培う風土 我ら柳都の力なり」
4番まである。最終決定は11月である。
いいじゃあないですか。新潟市の中心部の中学校校歌が出来るのは数十年ぶりらしい。
ジャージの新しいデザイン・サンプルも紹介された。ブルーを基調とした普段着。白を基調とした夏用。柳都のイニシアル、模様の入ったものだ。女子生徒の制服も披露された。胸元リボンが清潔感が漂い良い印象だ。男子は学生服だ。靴、カバンは自由とした。
「教育目標」は3本の柱がある。自立、創造、貢献、だ。「学力 気力 体力」
「コミュニケーション能力」「人間力」を「少人数・個別指導」「協同学習」「地域文化の継承」を柱に下町地域の特徴を生かし、「下町学園」構想を標榜する。
校長の熱い言葉が印象的だった。同窓会会長のひとかたならぬ熱い思いのたけが、会議の気分を高揚させた。
僅かな距離しかない中学校と統合小学校。この特徴をいかに生かせるか。中学校予算となるのか小学校予算となるのか。これまで「下町学園構想」というものは出てきたことはなかった。
校区全体のトータル予算として施設課が予算シュミレーションできるのか。話題となった。
次会は来年となった。多くの課題が進捗しそうだ。楽しみである。
意味のわかりにくい古めかしい校歌を歌うより、歴史と風土、文化の香りを感じる良い歌詞と思う。曲はこれからだ。
記念誌、記念碑の最終校正案も示された。良い出来と思う。
1時間半の会議時間はあっという間だった。委員として携われていることが誇らしい。
良い会議でした。