新潟市中央区のコミ協は22組織がある。このコミ協間の連絡会が7月10日付で発足していた。規約・会則・というものがその時は出来ていなかった。昨日、ようやく案が出来た。ということで全体の参加組織コミ協によびかけた会が開かれた。
会則は実にシンプルなものだ。第1条から10条までしかない。名称、目的、活動、構成、役員、任務、会議、議決事項、事務所、経費、の10項目を定めただけのものだ。事前に案は配布された訳でない。会議の場で初めて示され、異論が無いか聞き、なければ承認を取るというかなり執行部側の都合に沿った提案内容だった。
それでも不備がかなりあった。文言の不備である。10箇所以上指摘された。指摘された部分は極く常識的な指摘であった。執行部8名の検討の乏しさが露呈した感もある。
会費の分担金、寄付金、補助金を当てにしながら、会計監査の役割も設けていない。会の役職定員が決まっていながら欠員補充のルールが明確でない。欠員という通常使われる表現でなく「補欠」という表現を使っている。
会費の根拠が明確でない。今回は「5千円」だが来年はいくらになるか規定が無い。
会員の多くから不満と戸惑いが出された。
出身母体のジリ貧が続いている。会費を上げられる要素は無いのに、参画団体がどんどん増え、分担金と称する負担金のみ増えてゆく。仕事は増えるのに受け皿の体制は細るばかりだ。行政は何をしてくれているのだ。
2期(8年前)に議長を勤めたという相談役が曰く「当時と何も変わっていない」という行政の支援不足のうらみ節の吐露も出た。
活動拠点不足と活動資金不足、参画人材不足の三重苦の状況は改善の灯が見えてこない。
行政の来賓は「係長1名のみ」という状況をどう観たらよいのか。誰も質問しなかった。
一人一人が発言時間が長い。3分以内で話が終わらない。坊主のお経の様なと切れの無い話が延々と続き、本題と離れて話が進んでも制止しない。
司会進行役の能力不足というが、不安だらけである。平均年齢70代後半の「ご老公組織」が発足した。蒼の印籠を行政に示すことができるか。これからだ。