新潟市が導入を目指すBRT(バス高速輸送システム)構想で、篠田市長は二日、市議会全員協議会でアンケート結果について語っている。
「反対の声もあるが理解は進んでいる」とした。バス利用者の集計結果は新システムを利用したいか?は①28・8%、②ふつうは7・6%、③あまりそうおもわないは62・6%で否定的回答が6割を超えた。
バス利用者から否定的な回答が多かったことについては市長は
「回答率が低く、反対する人が多く回答したため」と受け止めていると回答した。
市議からは、「市長は主観を入れず、市民の意識を冷静に分析するべきだ」「利用者アンケートで回答しない人を理解していると判断するのは都合が良すぎる」という意見が出ている。
その通りだと思う。導入ありきで事が進んでいる。1億6千万円の支出差止め訴訟が出ている。4台分で3億2256万円もする。
赤字の空車が増えて新潟交通の赤字が増すだけではないのか。ダイヤ改正、路線変更で住民負担(乗り換え運賃の増加)目的地時間の増加、等増えるのではないのか。
市が新潟交通に経営補助をする金額もかさむだけではないのか。誰が責任をとるのか。市長特有のパフォーマンスではないのか。と厳しい意見も下町の住民説明会で出ている。
今月中旬、地域で再度説明会を開く。意見交換会である。どんな声があがるか。取扱に注意が必要だ。