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定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

ブランデイの話

2013年12月12日 | Weblog

ブランデイはいつごろから作られたか?

資料によるとフランスはルイ王朝華やかな17世紀のころ、1630年ぶどうが大豊作だった。大量のワインが余ってしまった。アルザス地方ではワインを蒸留する技術を使い素晴らしく美味な酒が出来た。

これがコニャックの始まりで産地統制制度というコニャック市中心の一定地方で一定規格で製造された「コニャック」と称されるブランデイの呼称となった。

ルイ王朝、やナポレオンに愛飲され、以降不動の名声を得て普及してゆく。

アルマニヤック地方は「アルマニヤック」と呼ぶ。代表に「シャボー」社

1411医療用として製造された記録もある。

一切の人工的な添加物を加えない「ぶどう」からつくられるワインを2回蒸留し、最初と最後に出てくる不適当な部分を約20%捨てる。これを繰り返すとワイン10樽は1樽分にまで減ってしまう。

リムザスとトロンセの森林で伐採された樫の木から作られた樽が最高とされる。

何年も屋外で天日干しされたものを樽に用いる。この樽で熟成される工程で大量の「蒸発」があるがこれが大切。カビの発生とこの蒸発があってこそ、酒は濃く、うまい酒が出来るという。

つまり、蒸留の年数が少なければ量も多く残る。30年以上蒸留すれば当初の10%程度まで減ってしまう。若い年代からスリースター、VO,VSOP,XO,ナポレオンという呼称分けをしているそうだ。

ナポレオン以上のコニャックを中心にブレンドした「カミユ」

アイルランドで1765年設立の「ヘネシー」

1715年設立の「マーテル」は創業以来同族経営している。

1795年設立の「オタール」社

1790年設立の「クルバジェ」社

1724年設立の「レミー・マルタン社」は「グランド・シャンパーニュ」「プテット・シャンパーニュ」の畑からとれたぶどうでのみ造られるブランデイ。コニャックの代名詞となっている。

ほんのりとしたバニラ、オーク、へーゼルナッツ、リコリス(甘草)、ポートワインのリッチな香りがする。

日本では弘前のりんごから造ったブランデイがニッカのVSOP

サントリーは山梨のワイナリーで栽培されたぶどうのみで造るサントリーXO

が高評価とか。

小生の思い出は「レミーマルタン」が大半だ。このブランデイは香りが良く、味も好きだ。ついつい飲みすぎてしまう。祝い事があったりするとついつい杯を重ねて寝入ってしまう。

若い頃から大好きな銘柄です。

 


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