ウィキの「世界観光ランキング」を紹介する。2012年、2011年、2010年と3年間のデータだ。上位6位までのランキングは変わらない。
一位フランス8千万人、2位米国6千万人、3位中国5千万人、4位スペイン5千万人
5位イタリア4千万人、6位トルコ3千万人。以下はドイツ、英国、ロシア、メキシコ、オーストリア、香港、タイ、カナダ、サウジアラビア、ギリシャ、等が続く。
驚いたことに「日本」は上位30位にも入っていない。
香港が12位、タイが15位、マカオ、20位、韓国23位とアジアの諸国から大分置いていかれ、差が出ている。
観光収入面でも一位米国1兆2600万ドル、2位スペイン5千億ドル、3位フランス5千億ドル
4位、中国、5位マカオ、6位イタリア、7位ドイツと続く。
日本は一桁少ない1400万ドルに過ぎない。
日本人が外国で観光に落とす金額だけは世界8位で279億ドルもある。中国人は日本の3倍も金をばらまいてはいるが。それでも世界3位の観光収入もあげている。この事実は何を表しているか。
「日本に外国人を招客する努力が不足しているとうことだろう」
279億ドルも毎年世界に金を落として来ても、20分の1以下の観光収入でしか外国人は日本に落としてくれない。
日本の魅力を発信できていない。楽しむ選択肢が限定されている。
ここは香港、マカオ、韓国の様に「カジノ」を早く解禁して外人客からお金を落としてもらうことが必要だ。解禁すると20%以上観光収入が上昇するのはデータで出ている。
競馬、競輪、競艇、宝くじ、パチンコ、とギャンブル大国の名が泣くほどの慎重さで導入が遅れていた。自民党がようやく導入を決定した。誘致自治体も10を数える。がしかし、ここは東京、大阪、の2大都市に絞って許可をしてみる慎重さも必要と思う。
成功すれば、世論から盛り上がる。先行事例を良く勉強するべきだ。景気上昇の切り札、観光産業の底上げが図れる。