地域の仕事もだいたいかたずいた。やっと年末の準備に入れるということで、床屋に行こうか! と言ったら。
その前にやることがあるでしょ! との声がかかった。
窓拭きが残っていた。家中の窓拭き。けっこう重労働である。
例年小生の仕事みたいに思われている。去年腰を痛めて床に伏せっていたのもこれが原因かもしれぬ。兎に角、バケツに湯を張り、ぞーきん。ガラス洗浄液、ワイパー状の汚れ取り。4点セットを準備して家の外に出る。
物置から脚立を出す。1・5メートル程の高さまでカバーできる。最上部に登れば3メートルを超える高さまで窓拭き可能だ。庭先、玄関、家の境界通路、狭いところに脚立の脚の置き所を探して移動して使う。登ったり降りたり、洗浄液をスプレー噴射してワイパーでふき取る。玄関扉、表札、照明器具、郵便受け、等は雑巾でよく汚れをふき取る。アパートのドア、部屋番号、郵便受け、階段照明、手すり等の清掃も大家の務めだ。
今度は2階に移り、外窓を拭く、一通の清掃にかかった時間は3時間。終わったら、しばらく虚脱状態。ソファに腰を落としてボーゼンとしていた。
晴れて自分の用事をすます為の外出が可能となった。
チャリで出かける。
餃子の王将のサービス券が残っていた。「餃子定食」=餃子2人前とごはん、味噌汁、キムチの付け出しで700円であるが、サービス券を付けると100円引きで600円となる。けっこうなボリュームで満腹となる。駅前に出るとここか、「すき家」の牛丼で済ませている。
終えると、40年来の床屋に顔を出す。店長(今は店長1名の経営となったが)の顔がほころぶ。黙って座れば、寝てても無事に終わる。雑談まじりで30分。4100円の散髪料だ。
終わるとついでに、駅前の家電量販店でPCのプリンターインクの補充購入に物色する。写真用紙も買った。チャリで帰宅。冬の青空が広がる良い日だった。