「i love you」尾崎 豊の曲が流れる。
きしむベッドの上で、やさしさを持ち寄り、きつく身体をだきしめ合えば。何度も「愛してる?と聞くおまえは」
それから又、二人は目を閉じるよ。愛がしらけないように。
尾崎豊の歌詞はけっこういいね!17歳の愛を感じさせてくれる。舟木一夫が「高校三年生」を還暦を過ぎてからも歌っているのとは大分違う。
夭逝のアイドル歌手の当時の声はいつまでも情景を切々と訴える感動がある。歌手が時代時代に変化して歌を歌うわけがわかる思いだ。
近所の高齢者の一人暮らし世帯。けっこう正月に親戚・子ども達の家に出かけているようだ。
やっぱり「家族愛」溢れる環境で正月を過ごしたい。当然のことだ。
近所のスーパーは混みあっていた。レジでご近所さんと声を交わす。ワイン、冷凍食品、菓子類、正月番組を家でTVを見ながら過ごす為の必需品を購入していた。いつまでですか?
明日までです!「え~?」「いろいろ需要がありまして・・・」
そ~いえば油屋さんの娘さんだ。灯油配達は年末まで続くらしい。ご苦労なことだ。
井上揚水の「いっそセレナーデ」の曲に移っていた。甘いくちづけ、遠い思い出、夢の間に浮かべて泣こうか。恋の歌が流れる。やさしいセレナーデだ。口笛がせつなく流れる。ゆっくり時間がすぎてゆく。異なる情景が歌声を聞く人の数と同じだけ流れてゆく。
大晦日の朝だ。昨晩帰省した次男を含めて久々に家族全員揃った。賑やかな食卓。
居間を暖かくして、TV三昧。ゆっくり正月番組で家族一緒で楽しみたい。