しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

新年度

2011年04月14日 | Weblog

 

4月に入り新年度というところが多い。先日も小生が参画しているボランティアサークルに行政から新任担当者が顔を出した。

ほぼ10年ぶりで戻ってまいりました。と挨拶された行政の方もいらっしゃいました。現在は役が付いて復帰でした。

小生の参画しているサークルの代表は女性。副代表も女性である。  驚いたことに突然代表が代表を交代したいと発言。

他のメンバーが押しとどめることに苦労した。

原因として考えられることは、今回の大震災で準備してきたイベントが中止となったこと。

メンバーの気持ちがつかめないことの不満と心労があると思われる。

月1回開かれる定例会議は会長が資料を準備する。

本来5月に開かれるはずだったイベントの準備も最終段階の会議となるはずの通年予測であった。

結局、このイベントが中止となったが為の代案会議の感が否めない。

「新しい発想が必要だ。」「交代がその代案となる。」と代表は述べたが、限られたメンバーの中で重責を担えるメンバーの顔が浮かばない。

メンバーはそれぞれ地域で仕事を持っている。会議が夜ではあるが会議開催の準備は日中である。日中動けるメンバーは限られる。

ボランテイア団体の制約が露呈した。定年退職者で特に仕事を持たぬ人に矛先が向うが、小生などはこの団体に参画して1年にも満たない。他のメンバーで退職者の顔ぶれを見渡すと「後期高齢者医療制度」の適用を受けているような人が多い。

休職中のメンバーにこの仕事は無理だし、他に地域活動をいくつか抱えているメンバーもいる。

要は規約に定年制を設けて、普段から役員交代の準備を怠らないことが必要と思う。役割分担を毎年変えて幅広く仕事内容の理解を深める努力が必要だ。

 

翌日、気分を取り直してスポーツジムに出かけた。

ここでも多くのインストラクターが紹介ボードから消えていた。

研修を受け、資格を取って就いた仕事でも3年以内に方向転換するインストラクターは数多い。

寂しさと人生の岐路を感じる「新年度」であります。


我が家の「椿」も満開です。

2011年04月13日 | Weblog

春の季語でもある「椿」が我が家の庭に満開です。

優雅で綺麗。花弁が個々に落ちるのでなく、多くは花弁が基部でつながっていて、

がくを残して丸ごと落ちる。首が落ちることを連想させるために入院している人へのお見舞い花にはタブーとされる。

馬の世界でも落馬を連想させるため競走馬の名前としては避けられた。

武士はその首が落ちる様子に似ているという理由にむしろ潔しとした。

新潟の県会議員にもかってこの名前の人がいたが、一度落選(落馬?)すると以降出馬しなかった。

用途としては成長すると樹高は20メートルになる。材質は固く緻密。かつ均一で木目は余り目立たない、磨耗に強くて減らない等の特徴から工芸品、細工もの等に使われる。

代表的な用途は印材。日本酒の醸造に欠かせない木灰でツバキは最高とされる。木炭は品質が高く、昔は大名の手焙りに使われた。椿油は和製オリーブオイルといわれ、高級食用油、整髪料として、古くは灯りなどの燃料油としても用いられた。

「椿」の音読みは「チン」で「椿山荘」などの固有名詞に使われる。

以上 フリー百科辞典ウイキペデイア

少し勉強になりました。

新潟の県会議員の話は小生が付け加えたものです。この人はけっこう良く知っている人なので加えさせていただきました。

我が家の庭にも椿が見頃となりました。苗木から植えて4回目の春。けっこう大きくなりました。

  


災害対策②

2011年04月12日 | ニュース

参加メンバーは行政担当者を含めて10人でした。まずグランドに設置してあるベンチ部の天板を開けます。かぎを開けますがこのカギの所在が問題点。町内会での管理が徹底できていない由。災害時はかぎを壊して使用する事態かもでした。

天板を開けた状態です。

接近すると中にテント等が引っ掛けてありました。

テントを設置しました。

外からと内からのファスナーがついていました。

この日は肌寒く、直接肌を触れて用を足す気にはなれず、冬場の使用では大変と思います。

暖房便座のありがたさを実感しました。TOTOさんINAXさんこの分野にも進出をお願いいたします。!

問題点としては「設営に手間どる。再び用具を収納して元の状態にすることの大変さがある」

結果して「過去10年間に1度しか訓練で開閉、設営訓練が出来ていなかった」

一度使用したら「汲み取りが必要」=「訓練で使用することはできない。」ことがわかりました。

一基数十万円と高価な設置コストがかかる。

この場所は海岸線の砂丘を上りきった高台にあります。背景には栄小学校。ここから一気に下る坂道と続きます。(新潟の下町地区。)

この高台を越える津波があると「新潟市の新潟島と呼ばれる地域は全滅です」県内有数のノッポビル「NEXT21」も水没します。

東日本大震災の津波の恐怖感を参加者一同で共感.共有できた視察会でした。


災害対策

2011年04月12日 | Weblog

東日本大震災によって再び喚起された災害対策。

小生の住まいする地域でも災害時対応の施設を確認する機会がありました。

ほぼ10年前に設置されたらしい災害時対応型のトイレの確認です。

新潟市の西海岸。日和山海水浴場近く、三八邸という浜茶屋の駐車場付近にありました。

全部で4基。普段はグランドのベンチとして使用されています。

設置板がありました。以下説明文です。

平常時はスツールとして使用し、災害時には緊急用トイレとして利用します。

汲み取り式便槽の独立型の為インフラ被害の影響を受けにくく、仮設トイレを大量に保管する無駄を省き地下便槽内にテントを

収納した完結タイプです。便座を可動式とし、衛生面にも配慮しています。便槽容量は675リットルあり、1日約90人が5日間利用できる容量としています。※後日汲み取りが必要となります。


一喜一憂

2011年04月11日 | Weblog

東日本大震災と原発事故への対応が続く中で行われた統一地方選挙。

新潟県の場合、県議選は定数53のうち、自民党が無投票当選を含め29議席を獲得。

会派入りが確実な無所属の当選者と合わせ、改選前勢力の32議席から34議席に増やす見通しとなった。

一方国政与党民主党は7議席に留まり、会派勢力は改選前の8議席から減る見込み。

社民党は2議席を獲得し改選前より1議席伸ばした。

公明、共産はそれぞれ1議席ずつ、それぞれの議席を確保した。 

投票率は過去最低の45.71%であった。

小生の良く知る候補が何人か立候補していて気になっていた。

今回は新人にとって厳しい選挙だった。   新潟市議56議席定員に対し77人が立候補。うち43人が現職だった。

結果は41議席を現職が議席を維持した。

新人が乱立した中央区は20人が乱立。定数12のうち現職は全員当選した。

新人にとって半数ちかくが落選する厳しい選挙だった。 

北区にも新人にとって厳しい環境下で勝ち抜いた新人がいた。

東区には次点に泣いた元市議。  

中央区には次点に泣いた元県議。

西区では最下位に滑り込んだ県議。

 

紙面を見て感慨が沸き起こる。

大粒の涙を流し感激に浸る新人当選者。次点に泣いた元市議。

声が耳元でいるかのように聞こえてきます。

ドラマがあった。それぞれの立場で。


投票前日

2011年04月09日 | Weblog

10日の統一地方選挙を控え、各候補陣営も選挙地域を忙しく回っている。

一歩自宅の外に出ると街宣車、候補者の自転車行脚。

徒歩行脚に出くわす。握手した数だけ票になると思っている候補が多く、握手を求めてくる。顔も名前も一致しない候補から握手を求められる。握手をしてから「掲示板を見に行く」どこの党の推薦か、候補者の主張、推薦母体の地域、ポスターの印刷所、なんかも掲示されていた。

握手した候補をようやく確認できた。

今回は震災直後の選挙ということで「大音量での街宣は自粛中」。比較的静かな選挙運動です。

既成政党の支持率が低下していることもあり、誰に入れたらよいかわからぬ。と話す人も多い。

投票率が下がりそうな気もする。

行政の投票所設営担当者も「東日本大震災対応」で人手不足。いつもの連絡が来ない。

「弁当の手配をこちらからお願いの一報」を入れた。  なんせ早朝から夜8時頃まで投票所に詰める「立会人」に選任されている。

コンビニに弁当仕入れに出かける余裕もないのだ。

電話に出た人に要件をことずけした。何時間か後に担当係長さんより了解の電話が来た。やはり多忙な様だった。

投票所の立会い人は投票所の近所の住民から選ばれる。投票所の運営委員は各地の行政課から動員される。

即ち当日投票区が異なる人が殆んど。そのため「期日前投票」が必要となる。 多忙なため、これらが今回行えたか疑問が残る。

新潟市体育館は例年「開票所」である。今回は東日本大震災の避難所となっている。ツーゆうことは。そうです。

例年と異なる「開票所」が設定された。投票箱を運ぶ場所がけっこう遠くなった。小生の担当する投票所からけっこう離れている。

今回はその分時間がかかる。10日の仕事が終わるのは深夜となりそうです。

 

 


台湾から義援金100億円!

2011年04月08日 | Weblog

台湾からの義援金が官民併せて106億円を突破したそうです。

9割以上が民間から。米国からの義援金は3月30日までの99億円。

ちなみに日本赤十字社に集まった義援金の総額は「716億円以上」。

台湾の平均月収は13万円前後。10倍以上の賃金格差のある社会なので、一概には言えないが、庶民の暮らしは日本人サラリーマンよりはつつましい。食品など生活物価も安いので、暮らしは貧しくはないが、そんなに余裕のある社会ではない。

 

エバーグリーングループの張栄発総裁が日本赤十字に10億円出し、大企業トップの出す義援金の大きさはニュースになっているが、台湾各地で行われているチヤリテイ番組やチャリテイイベント、チャリテイ.コンサートで集まる一般市民からの募金も大きい。

なぜ、台湾人はここまで日本の震災に心を寄せてくれるのか。この現象を台湾は親日家が多い、台湾人は心が熱い、という言葉だけで納得していいのだろうか。

理由として。

○台湾人自身も大震災を経験していることが大きい。

1999年9月21日の「台湾大地震」だ。台湾中部をマグニチュード7.6の大地震が襲った。

阪神.淡路大震災から4年しか経っていなかった日本の台湾への支援表明は早かった。その対応の素早さに台湾人は感謝した。

被災地が農村部中心だったため救援物資は都会に近い地域から続々と到着。被災者自身も過酷な環境下での生活力があったこと、インフラに頼り切った生活をしていなかったことが幸いした。

初動の指示が的確にあったことが大きかった。

「台湾大地震救済日記」によると。台湾大震災当事の総統.李登輝氏は地震発生1時間後に「10万の軍の出動を命じ」、

翌朝には自らヘリに乗り込んで被災地入りし、現地の自治体の首長に自由に使える相当額の現金を渡して、

「いかように使っても自分が責任を取ると言明」した。

以上日経ビジネスより。

なんと凄いことか。危機に対応する素早い行動。すべての責任を一手に引き受け、もてる権限を最大限に行使し、被災者救済に全力を傾ける。

日本のだれかさんと大分違う印象だ。一週間も雲隠れ。官房長官が海外メデイアから首相と勘違いされるほどの影の薄さ。

指導力の差が歴然だ。

非常時にトップの交代劇は被災地に迅速な救援活動に影響する。「集団指導体制」で当面やらざるを得ないだろう。

頑張れ日本!絆は世界。日本は立ち直れる。信じてる。1億3千万国民の団結で立ち上がれる。


試練の一月の次は

2011年04月07日 | Weblog

東日本大震災の発生から間もなく1ヶ月。今、日本中を覆っているのは「自粛」という名の重苦しい空気である。

各種芸術活動やスポーツイベント、伝統的な祭りまでが中止や延期になっている。

 

震災で多くの人が亡くなり、それを上回る数の人が行方不明のままだ。避難所で苦しい生活を強いられる人も数多い。

福島第一原発の影響で、首都圏でも電力不足。こうした状況に配慮して、何事も控えめに、と考えたくなる気持ちが「自粛」につながっている。

だが、それが行き過ぎると、生活の場で「潤い」がなくなり、国の「活力」までも失われてしまう。回りまわって経済活動の足を引っ張って、被災地の復興にも悪影響を与えてしまう。

国全体が元気を取り戻すには、「生活のリズムを普段通りにすることが肝要だ」。節電に十分配慮しながら、「過度な自粛ムードは廃し、予定されたイベントは普段通りに実施する。」それが「大震災に負けずに、日本の復興を早める近道だ」

困難な状況にあっても、文化や芸術、スポーツは人々の心を豊かにする。被災者への大きな励ましとなるに違いない。

支援策はあるか。

○首相が国民に訴えよ。「行き過ぎた自粛は復興の妨げとなると指摘し、東北産品を積極購入する「バイ東北」運動の先頭に立て!

○プロジェクトリーダーは腹を括れ。「プロジェクトが破綻するのはプロジェクト参画者がどんどん逃げ出していくことに起因する」

「それでもメンバーの中に逃げ出さずに困難に立ち向う人がいれば、大抵の事態は立ち直っていく」

「事態悪化の原因は自分ではない。小さな問題解決策があればそこから片付ける気構えが大切だ。」

「多少時間はかかっても気迫は他のメンバーにも伝わっていく」

「「現場が自ら動き出せば、問題が解決するのは時間の問題だ」

「困難を共に立ち向かう者だけを相手にして、危機の対応のみに集中する」これが大切だ。」

「気持ちを共にできるメンバーと一丸になって危機に対応。」

 

「頑張れ日本!」

気持ちは一つ。絆は世界。


会計監査

2011年04月06日 | Weblog

4月に入ると即やらねばならぬことに「決算報告」と「予算案作成」である。

昨日は小生の住まいする町内の会計監査日でした。

3月末に通帳を〆て現金を戻す。領収書類の整理、会計科目の選別、仕分け。

会計通帳がいくつかあると合算せねばならない。担当が複数いると仕分け指示も必要。

精算科目毎に一覧表を作成、突合し易いようにした。

会計と会計監査担当を呼んで「会計監査」をやってもらった。

そろばんが姿を消して久しい。小規模事業主の会計さん、会計監査さんの計算方法は電卓だ。

小生が作成した「決算報告書」「新年度予算案」監査してもらった。

証拠帳票の照合は簡単であった。だがしかし。精算科目毎にエクセル仕分けした支払い金額の合計を合わせるのに苦労していた。

電卓で縦計をしても同じ数字が出ないという。  高齢とは言えないお年なのだが確かに小生よりは高齢。

結局小生が検算した数字で落ち着いた。   仕分け項目別の点検などとても時間が足りなかった。

収入と支出項目の鑑査は終了した。合わない数字を合わせることが年一度の「決算」であった。

20年近く町内会長さんは同じスタイルの手書き決算書式を使用していた。

今回小生が昨年急逝した会長の任を引き継いだこともあり、訂正させていただきました。

1年やってきてやっとわかってきた町内会会計。会計担当、会計監査担当より数字の中身を理解できている。

そんな気持ちが持てた「会計監査」の一日でありました。

 


3週間生き抜いた「バン」

2011年04月05日 | Weblog

震災から3案週間、宮城県気仙沼沖を漂流していた犬「バン」は1日海上保安庁に救助された。

漂流する屋根の上でどうやって生き抜いたのか「ワン」とも返事しないので疑問は解消されないがまずは目出度い!

南極物語の「タロー」「クロ」を思い起こさせる。

4日、午後2時半頃、飼い主が現れ、あらためて犬の特徴を確認した。

尾の先が白いこと、首輪の色、女性の持つ写真と顔が良く似ていた。

犬の名は「バン」で、女性を見つけて喜んでほえていた。

女性は自宅が被災し、仙台市内の避難所で暮らしている。

犬舎に入れていたので助かるとは思っていなかったようだ。犬舎も地震や津波で壊れ、流され運良く屋根に上ることができたようだ。

幸運が重なった上での「嬉しいニュース」です。

飼い主は「一生大切に育てます」と言って引きとっていった由。これからの姿も是非報道がほしく思うところです。

 


復興推進内閣

2011年04月04日 | ニュース

読売新聞が1~3日に実施した全国世論調査(電話方式)で、東日本大震災や福島第一原発の事故に対応するため、民主党と自民党が連立政権を組む方がよいと思う人は「64%」に上った。

菅首相にいつまで続けてほしいかとの問いに関しては、「今国会が終わる夏頃まで」が「31%」で最多。

「早く退陣してほしい」が19%であった。

震災復興財源については、「子ども手当て」などをやめて充てることに「賛成」が「83%」。

増税にも60%が賛成と回答した。

調査結果では、大連立によって政治勢力を結集したうえで、増税を含めて財源を確保し、強力な復興を進めるべきだという意見が大勢であることが浮き彫りとなった。

菅内閣の支持率は「31%」で、3月4~6日の前回調査24%からやや持ち直した。

今は震災復興にあたる政権を支持するという人が多いとみられるが、不支持率も「56%」と前回「67%」ほどでないが、依然高い水準にある。

政党支持率は民主20%、(同18%)、自民20%、(同19%)で、「支持政党なし」の無党派は49%(同52%)だった。

地震や原発事故の対応で、首相が指導力を発揮していると思う人は「24%」に留まり、そうは思わないは「69%」に達した。

以上GOOニュースより

なるほど。世論は民主国家の根幹だ。大多数の国民がそのように思うならその方向で実際に動いてほしい。

幸い統一地方選挙もある。世論が投票に反映すれば、マスコミ等も後押しするだろう。

「民主と自民の連立」「震災復興連立内閣」「菅総理退陣」「バラマキの子ども手当て廃止」「バラマキの高速料金無料化の廃止」

「増税による復興財源の確保」等が見えてきた。


被災者救済策

2011年04月03日 | ニュース

厚生労働省は3月15日、東日本大震災で家を失った人達が「医療機関」にかかる場合に「医療費の窓口負担」や、「入院時の食事代」などを「全額免除する」ことを決めた。当面5月の診療分まで実施するよう、都道府県などに対して通知した。

対象は住まいが全半壊した人達で、持ち主か借家かは問わない。また、生計維持者が亡くなったり、重篤な傷病を負ったりした人も対象。窓口で自己申告すれば、免除される。保険証をなくした場合は、名前や住所、生年月日などを合わせ申告する。

被災発生後に受けたすべての診療に適用され、すでに支払った分は返金される。

また、障害者自立支援法で医療費の公費助成を受けられる「受給者証」をなくした被災者も、窓口で申告すれば通常通り助成を受けられる。指定医療機関以外の受診も可能で、自己負担は従来通り。

▽被爆者健康手帳

▽結核の患者票

▽特定疾患受給者証

▽肝炎の受給者証

▽戦傷病者手帳

なども同様な扱いとなる。

ありがたい。半壊は地震等により損害を受け、主要構造物の建物の延べ床面積の20%以上70%未満の損害であれば認定される。

(家財にあっては30%以上80%未満)

この半壊認定者が適用されたことは大きい。これでかなりの数の被災者が救われる。

損保協会も衛星写真等で被害地域を認定しており、この地区に入る住民であれば認定が容易である。

しかし、放射能汚染地域(福島第一原発)の被災者に対する対応がどうなっているのか。地震保険の適用が為されるか否かについて

明確な判断材料.ニュースにお目にかからない。建物が原発に近い避難地域にある家については当然適用されてしかるべき。

と小生は思うところです。


出陣式

2011年04月02日 | Weblog

昨日は統一地方選挙出願日。多くの候補者が「出陣式」を行ったようだ。

小生も誘われて近所の神社へ。地元下町をこよなく愛し、過疎化が進む下町に危機感を持って住まい環境を改善したいと熱弁を振るう候補を応援する気になったからです。

自転車で出陣式会場と思った神社に出かけるが、誰もいない!あれ?

と思っていると近所の自治会長さんが自転車で通りかかった。

声をかけたら意外な返事。「~の出陣式はここでなく~神社だよ。私もこれから行くので一緒にどうぞ!」との声

 

どうやら「神社間違いをしていたらしい」神社も数が多い。

この下町地区だけでなんと7箇所もある。

一度も行ったことのない神社が会場だった。

事務局と思われる支持者から「社務所にどうぞ」と声をかけられる。

受付で芳名帳に住所.氏名を書くように言われる。社務所の一角で座っているとけっこうな人数が集まってきた。

知っている顔もちらほら。

40人くらい集まった。係り員から奥に入る様案内があった。本殿に入った。牀机(しょうき)が並んでいた。さすが神社である。

着席すると拝殿には候補者夫婦が座っていた。

権宮司が打鼓して横笛奏上、宮司が修跋、斎主一拝、祝詞奏上、玉串奉奠,斎主一拝、打鼓、祝電披露、決意表明、第一声

となった。

ふと気がつくと1時間も経過していた。

候補は1人ひとりと握手を交わし、いざ決戦の市内へ。この日は多くの候補は声をからして呼びかけをしていました。この日は朝から天気も良く、とてもよい選挙運動日和でした。


なぜ女川原発は無事だったか?

2011年04月01日 | ニュース

東日本大震災の際、東北電力の女川原発(宮城県女川町、石巻市)も福島原発と同じクラスの津波に襲われた。

だがしかし、福島第一のような大きな被害は出ず、危機的な状況に至ることもなかった。

その違いは何だったか。

女川原発は福島第一原発から北に約120キロ離れた太平洋岸にあり、3つの原子炉が並ぶ。

福島第一原発を襲った津波の高さは14メートルを超えたが、女川町を襲った津波の高さは17メートルクラスだった。

津波で女川原発の1~3号機のうち、2号機の原子炉建屋の地下3階は浸水したが、原子炉を冷やすために不可欠な電源が失われることはなかった。

女川原発の安全審査で想定された津波の高さは最大9.1メートル。想定を大きく上回ったのは、福島第一と同じだった。

被害が小さかった理由について、東北電力は「詳しい経緯は今後の調査を待たねばならないが、余裕をもった造りが大きかったと考えられる」と指摘した。

「余裕」が最も表れているのは、原子炉建屋の海面からの高さだ。同原発の主要施設の標高は14.8メートルあり、10メートル前後だった福島第一より高い。

女川原発は2号機の熱交換室が浸水の影響で使えなかった1系統を除き、非常用電源が正常に稼動した。施設の位置の高さが津波の被害を防いだ可能性があるという。

また、女川原発では、福島第一と異なり、外部電力が失われなかったことも大きかった。

女川原発につながる2系統の送電幹線のうち、片方は地震の影響で止まったものの、もう一つは電気を送り続けた。同原発1号機は変圧器の故障でこの外部電力も使えなくなったが、2,3号機では維持された。

福島第一原発で外部電源が喪失したことについて、東電側は「送電鉄塔が地震で倒れたため」と説明している。

原子炉建屋の高さがまちまちなのは、適した岩盤の位置によるという事情がある。

津波対策として原発を海面から高く建設することは容易でない。原発の必要とする大量の冷却水を確保するため、海水面近くに造る必要がある。核燃料や運搬時に燃料を包むキャスクなど、何トンもある重量物がある荷物は船で敷地内に運び込まれるため、建屋の標高が高いと作業がそれだけ困難という面がある。

以上GOOニュース。

なるほど。建屋の標高、外部電力の確保と送電幹線の確保、防水、鉄塔の無事、がこの差を生んだ。

フランス、米国に救援チームの活動が功を奏した後にしっかりとした「安全の検証」が為されなければならない。

そうでなければ「危険な原発」はすべて「廃炉覚悟」の基準が示されなければならない。

人類に恩恵を与えるはずのエネルギー政策がその言葉通りの恩恵を人類に与えることができるように。


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