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明日で販売終了らしい。
一応、今日、購入した号を。
とりあえず、私が持っていなかった号で適当なものら。
・09号・・・3本ロープ。色が良い。
・23号・・・3ボール。できないんだよね。メイガスさん、楽なやり方を教えてくれますかね。
・65号・・・マグカップのチョップカップ。持っていない。
・66号・・・間違えて2冊購入。チョップカップのボールのみか。損したよ。二冊もいらない。3ボールに使えると思って慰めるのみ。
・74号・・・リンキングピン。できないんだよね。これが
・88号・・・ブレンドシルク。この配色・デザインは持っていないから
・89号・・・この人形なに?
●持っていない号ではこんなもんかな。
●実は忘れているだけで持っていたりして。。。
●今後はAmazonでにでも卸すのかねえ。
廃棄はもったいないですよね。
まあ、公式は明日まで販売ということで、ご留意をば。
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●大雑把に言うとわたしの中では、あくまでもわたしの中ではであるが以下のような分類がある。
政治>戦略(>作戦)>戦術>戦闘 である。
この「戦略」的思考の部分が欲しいのである。
「作戦」=ショー、アクト
「戦術」=演目
「戦闘」=技法
とした場合の根幹である。
●これがわたしの求めるマジック「理論」である。
●なぜにマジック戦略が欲しいかというと、「作戦」「戦術」「戦闘」の話は目につくのだが、より大局的なレベルの思考がすくないからである。
●むろん、単純に分類できるものではない。
観客の視線の使い方は狭い意味では戦闘、戦術レベルだが、マジックの根幹ともいえるとすると人によっては戦略に入るかもしれない。
●なぜに「戦略」的理論を欲しているかというと、よくて作戦レベル、多くは戦術レベルの話が多いのである。
わたしが耳にする範囲だが。要は勉強不足であるわけだが。
そして、作戦・戦術レベルの話だけだとメンタルマジックのショーに不適当なものが多いのである。
●たとえば「ショーを開始して30秒で現象を起こそう」とか、「視覚、聴覚にうったえよう」と言われると、困るのである。
え? スプーン曲げかな? とうろたえてしまうのである。
●メンタルマジックの場合は世界観、物語の提供から与えるのもありかと。
●その作戦・戦術的思考の前提となる戦略的思考があると自分なりの作戦・戦術が浮いて見えてくる。
すくなくとも、演目の分類にはなる。
●たとえば『52 Lovers:日本語版』の冒頭数ページをまとめるととこんな感じになる。
■ マジックにおける対立=個人(マジシャン)VS自然法則
・個人VS重力の法則 ゾンビボールなどの浮遊現象
・個人VS質量保存の法則 消失、出現、破壊、再生
・個人VS確率の法則 ギャンブルデモンストレーション、アウトオブディスワールド
●自分がすべきことは「対立」であり、その対立から手持ちの演目を選ぶことが可能。
また、対立というと「マジシャンと観客」ばかりに目が行くが、その前にマジック自体が「対立」でできているということに気づかせてくれる。
●そんなこと知ってらい! という方も多々いることはご存じだが、私には整理しながら読んでいくと、すっと入ってくる感じ。
●整理しながらの読書は面倒くさいんだけどね。
●この作業を今月の前半は少しはしていこうかと。
と、思っていたらもう、9日。
ふ。
今月中にしておきましょうかね、読書。
●まあ、目標は作戦レベルの手前、アクト作りの前提となる戦略的知識の強化である。
ショー、アクトづくりと並行して読書だなあ。
●なお、並行して国語の本の執筆もするかもするかもしれないので、整理しながらは読むのは少ないかもしれない(逃げ)。
●ESPカードを10枚使ったマジックは良い。
10枚なのでフットワークは軽いし、「1930年代に発明された超能力の実験用のカードなんです」と言えるカッコよさといい、マークが複雑すぎないのも良い。5種類しかないのだ。
●万博さまが『デスペラード』に続いて出されたのが、この『ヴェスパー』なのである。
●副題に即興と書いてあるのがポイント。
●『デスペラード』には制約があったので、「即興」という副題があるわけだ。
●もっとも、10枚なので『デスペラード』にある制約は簡単にクリアできるのだが。
●10枚のESPカードはトランプマジックを(ほぼ)引退した私にはありがたい。
この枚数ならトランプを扱えない私(リフルやドリブルができない)にも扱いやすく、また、発表された作品数が多いのである。
作品数については『デスペラード』のあとがきに詳しい。
●「即興」なので、SAMR氏の「ABUSIVE ROUTINE」(『ESPecial Works』所収)の2段目まで演じたあと(私はとある方の影響で2段目までしか演じていなくて。。。)、「einstein's ESP card trick」を演じるとかができるのである。
● 「einstein's ESP card trick」は好みの作品である。
読んですぐできるところがいい!
そういうことをしてはいけないのは分かってはいるんぢゃが。
一読してできてしまう上に不思議というわたしのためにある作品。
即興でできるところが最高っ!
●購入して昨日今日でわたしのようなド素人にも楽しめるあたり、持つべき作品集である。
●今後、発売されるであろう「5枚」ESPカード作品集も楽しみである。
100円でなくとも買うぜ!(きっぱり)
高重翔
題名『30分のサロンマジックショーをつくろう!』
日本でマジシャンとして活動するにあたり、まず必要なのは「30分のサロンショーパッケージ」💁♂️
演目選び、演出、演順、演目間の繋ぎ方や進行表の書き方など、本来は現場でしか得られない情報を公開しています👍
⓵入場 ~ ⑧退場 具体的演目 演目のつなぎ目
月の輪うるふ
●題名「「ウケるルーティンはこう作れ!
エンターテインメントの6STEP理論」
エンターエイトの「エンターテイメントの6ステップ:で経験談(主観的)なことでなく、伝えていきたい。
⓵キャッチ ②アイスブレイス ③ウオームアップ ④■×@*~@(文字数不明) ⑤クライマックス ⑥×■▲*~@(文字数不明)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●以上はX(旧Twitter)などで公開されている情報。
この範囲を基本で書こうとは思う。
はみだしたらご勘弁。
●「現場でしか」と「経験談(主観的)なことでなく」と、まあ、好対照な情報なんですが、結果として内容は似ている。
●高重翔氏に対して私は高重さまがおしゃっているんだから、間違いのわけがないという信仰心のようなものがあるんだが、この本も同様。信仰心のようなものを持たない人でも安心してほしいが、きちんと抽象化すべきところはされていらっしゃる。ここの部分をつきのわうるふ氏の本と照らし合わせるとよいだろう。違いが面白い。いや、同じところが面白いのか。
●また、つきのわうるふ氏の本の具体例を読んでから、高重翔氏の本を見るもよい。
●ここは! という点をいくつか。
●高重翔氏の本には本物の「進行表」が載っている。わたしのような進行表をまともに作ったことのない私には衝撃的。
サロンマジックは大変だなぁ。
また、まとめやさりげない具体例に注目。
高重翔氏の奥深さがわかる。
●つきのわうるふ氏の本は「ワークショップ形式」で自分用のルーティンが作れる。
これは6STEPに分けてある効果である。
●姪っ子が小学生になるので、暴論をはいてしまうのは承知だが。
高重翔氏の本は書き方のドリルイメージ。まずは、とめはねを含めて間違えなければよい。
つきのわうるふ氏の本は算数のドリルのイメージ。量をこなすのも良いかもしれない。
●どちらの本についてもマジシャンなら無意識にやっているよねと言う方もいるやもしれぬが、言葉にすることが大事なんですよ。
●どちらの本も言語化したことが素晴らしいのである。
<余談>
yuTa氏『ほんとになんにも思いつかなかった代わりに勝手にパフォーマンス理論を考えてみました。』
これ、¥0なんですよ。ほんとにいいの?
自分で自分のアクトだか、ルーティーンだか、ショーだか、生き様だかを分析してみるのも良いのではないんですかね。
SPOTLIGHT2 Impromptu Wild Card
●HESさんのレクチャーノート『SPOTLIGHT』シリーズの2巻である。
●HESさんの作品集またしても、ワイルドカードと思いきや、レギュラーカードによるワイルドカードである。
●ちなみにレギュラーカードによるワイルドカードには苦い思い出があって、生まれて初めて参加したレクチャー(ふじいあきら氏であった)で終了後の食事だか、お茶会だかで、マジックはマニア(ありゃあ、マニアだという外見の人、今ではおれもw)から「好きなマジックは?」と聞かれ、「ワイルドカードです」と答えたら、わたしのワイルドカードが複数入ったパケットケースを見ながら、鼻で笑い、「ふん、私たちはギミックカードなんか使わずにレギュラーカードでワイルドカードを演じるんだよ」と鼻で笑われたのである。
それ以来、マニアが怖くてレクチャーには参加しないくらいである。
もっとも複数種類のワイルドカードを持ち歩いているだけで、尋常ではないのだが。
●閑話休題。
●その恨みを晴らしてくれたのが本書である。
●『Mild』。これが即席版ワイルド・カードというものかあとしみじみさせてくれた作品。
一読しただけでできるやさしさである。
スピード感もあってよい。
手が不自由になってカードマジックから離れる気になっている私にトランプをいじらせた傑作である。
いいな。カードマジックも。
●『Wide』。
シンプル。スポットカードが絵札になる。
それだけで、ワイルドカードの目的は達しているよなあと思った次第。
個人的にだが、少々くどいくらいに現在のカードの状態を書いてくださるとありがたかった。
「このとき、上から順に~~になっています」的な文である。
もっとも文章が煩雑になるかあ。
どうもカード離れのせいか。もともと、パケットが苦手なせいか。
●『ゆうきとも氏のハンドリング』。
わたしの好みのカウントは使うわ(ジョン・バノン氏のハンドリングなのか)、ディスプレイもきれいだわ。
しかも、このディスプレイが合理的ときたもんだっと(植木等風)。
実に「ゆうきタッチ」である。
美しくて、合理的というタッチである。
●なお、実演動画がそれぞれにあるので、安心して読めるよ。
現在、マジケでも買えるし、通販でも(やがて)買えるとこのこと。
●まずは、今回のマジケでは、これが紹介第一号である。