国語屋稼業の戯言

国語の記事、多数あり。国語屋を営むこと三〇余年。趣味記事(手品)多し。

テンヨー新製品12年度

2011-10-02 08:51:13 | マジック


●この季節ですね。

サイキックマネー

日常品でマジックをする方がすごいという考えがあります。

ちなみにおいらは、あまり好きではない考えです。

が、だ。

日常品ならではの驚きまで否定する気が無いので、あれば買います。

今回のように。

現象としては地味(お札が回ったり、くっついたり)かもしれませんが、本当に普通の鉛筆にしかみえないので、他の道具を使うよりボーナス効果(これがあるから日常品マジックは支持されるんでしょうね)があると思います。

「着脱」現象が好きです。

DVD付きなので、習得しやすいと思います。しかも、新製品のデモも見られます。


タワー オブ ダイス

あるマジシャンから、この絵の通りなら不思議すぎと言われた商品なので期待していました。

不思議不思議。

4個しか入らないはずのケースから8個のダイスが立体的に出てきますから。

テンヨーらしい商品ですね。

芸がほんと、細かい。

手渡し可能だなんて。

ダイス、大好きなんですよとか言いながらやるといい。


ザ・サードアイ

テンヨーマジック史上、一番、箱が怖い。

が、だ。

これは初心者の人には助かるタイプの道具だよね。

その人だけに見えるという現象を道具がやってくれるし。

しかも、めがね系の道具はないわけで。

第3の目ネタの話をでっちあげるもよし。

中2病設定(邪気眼とか)炸裂もよし。

個人的にはブランクカードも欲しかったなあ。


トランプを3枚だけに(たとえばダイヤの7、スペードの8、ダイヤのクイーン)して3カードモンテをすると、サードアイをつけたひとだけ確実に当てられるとかにすると3カードモンテマニアは萌えるやもしれんな。

ちょっとカードが扱いにくいけど。

ここで3カードモンテが来ると予想した人がいただろうか。

魔法のじゅうたん

友人とのホームパーティーで楽しむには最適ではなかろうか。

遊びとしては十二分面白いと思う。

しかも、人間の浮遊現象なのに、体重制限がないのだ。

デブに朗報。


魔法のポップアップ


僕と契約して、3カードモンテになってよ!


↑と言ったら3カードモンテになってくれました。


ふ。


3枚のカードの中に一枚だけ、あたりのカードがあるんです。この封筒の中のカードで表現されたカードがあたりです。


などと言って、演じるとぽいよ。

もっとも、ぽくしてどうするというか、原案でやれよという感じだね。

ラストは「ボールを封筒にしまえなくなってしまいました」などという演出で、固いボールであることを表現したり、解説書通りにするのがいいよね。

あと、3カードモンテ演出のときは、封筒にカードをしまってから、「そうそう当たりのご褒美です」などと言って付属のカプセルを活用するのもいいかも。

まあ、モンテは戯言として、マジシャンならうまく演じたいマジックですね。

決まればかっこいい。

個人的には考案者の小宮賢一さんの演じているところが見たい作品です。

※リンク先はビリーさんのマジックショップです。動画もあるのがありがたいです。

コメント
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