●本日は傘の日だそうで。
●以前も書いたかもしれないが、今は昔の思い出である。
●折り畳みの自動開閉傘を東急ハンズで買ったのである。当時としては新しく、珍しいものが好き(今もかなあ)だったので購入したのである。
●だが、だ。
●買って数日経って帰りに雨が降りdしたところ、私はしめしめと思いながら、当時は高級品だった折り畳み自動開閉傘を取り出した。
開いた時である。
バンッと音を立てて傘が壊れたのであるr。もう傘としてさせないくらい壊れた。
私は濡れながら壊れた折り畳み傘とともに帰ることとなった。
●で、だ。
しばらく経って(傘を購入して半年くらいか)、傘売り場に張り紙がしてあったのである。私が購入した傘の代金を返金するという張り紙である。
なんでもバネが強すぎて親指の皮膚を切る可能性があるだとか。怖っ!
●なるほど、バネが強すぎたのね。そりゃ壊れますわ。指の皮が切れなかっただけましか。
●でもって、返金の相談を店員さんとしてみた。
レシートか、領収書はありますか? ないです。
壊れた傘はありますか? 壊れた傘は捨てました、さすがに。
んー、と店員。んー、と私。
私は思いついた。ハンズカード(まだありますか?)に履歴は残っていませんかね。店員さんは、あ、それはあり得ますね。
店員さんは私のハンズカードを片手に確認へ行かれる。
ちょっと恥ずかしいものがある。当時は生徒に薦めていた4色ボールペンを多数買った履歴はあるし、手品道具を多種購入した履歴もある。4色ボールペンを多数買っていたのは、生徒に薦めていたため。100均に対抗するために当時は色々な種類が出ていたのである。細身の4色ペンとか、シャープペン付とか。今もあるんだろうか。隠居してからは3色ボールペンくらいしかいじっていないが。ペンも使用頻度が減るものである。そういえば、傘の購入履歴も意外とあったはず。電車で忘れたり、喫茶店で盗まれたりしたせいである。70センチ~75センチの大型の傘が中心である。当時は80センチの傘もすでに売られていたが、ハンズの店員さんにそっと、これは風に弱いですと耳打ちされ購入しなかったのである。
そんなこんなで店員さんが戻ってくると、履歴、ありました、製造元に確認したところ、返金の対象になりましたとおっしゃってくださった。
返金されたお金はその場で傘の購入に使った。当時としては最新の75センチの折り畳み傘である。