😲手にしているのはおそらく「マジックトランプ」
— ゆうきとも (@tomoyukimagic) May 27, 2021
そして演じているのは(あの解説書を書かれた)加藤英夫さんではありませんか! https://t.co/Y6qGficBPH
●えらいもの(↑)をゆうきとも師のTwitterで読んでしまった、見てしまった。あのテンヨーのマジックトランプの解説書をお書きになった加藤英夫氏のマジックトランプの実演シーンらしいのだ。私も生で拝見したかった。この写真の(元)お子ちゃまたちがいいマジシャンになっていると良いなあ。せめて、マジックに肯定的な人になっていると良いなあ。
●マジックトランプについては、以前、その1で書いたが、収集以降、感じたこともあり、うだうだと。
●ちなみにその1は以下に。
●「対象者6歳児以上」についてうだうだ。
どうやら小学一年生で時計の見方、カレンダーの読み方を習うらしい。
時計は算数で、カレンダーは国語とか言う話もある(詳しくはわからない)。
ということは、時計、カレンダーを理解するほどの能力とマジックトランプを使う能力はほぼ等しいのであろう。つまり、1~13のうち、A=1、J=11、Q=12、K=13ということや、マークが4種類(ダイヤ・クラブ・ハート・スペード)あるということを理解し、記憶する力が必要なのである。なので、「6歳以上」ということなのであろう。
ちなみにマジシャンは忘れることがあるが(私のことだ)、人によっては本当にトランプと親しくない人もいるのである。クラブとスペードを図形的に区別できなかったり、クラブの名称がクローバー、三つ葉という言い方もあったせいで混乱していたりする人は意外と多いのである。さらにちなみに言うと、私の場合、ご高齢の女性の方で「トランプなんて博打の道具、触ったこともない」という人に遭遇したことがある。
●「普通のゲームにも使えます」についてうだうだ。
実際に「普通のトランプとして使えるの?」と聞いている場面に出会っているので、マジック兼ノーマル(?)トランプであることは消費者には重要らしい。これは観客に手渡しできるかということの確認だろう。ちなみにディズニー系マジックトランプの説明書を失くして普通のトランプとして使用している人を私は知っている。
●唐突にスベンガリデックについてうだうだ。
ところで、私が本格的にマジックにはまった原因は「スベンガリデック」である。テンヨーでいうところの「ミステリーカード」である。おそらく、いや、確実にテンヨーでの売り上げはマジックトランプの方がミステリーカードより売れているだろう。これはやはり、普通のトランプとして使えないというのが大きいのではなかろうか。現象はインパクトがスベンガリデックの方があるのにとスベンガリデックデビュー組は思うのである。下↓はビリーさんのところの動画。
ミステリーカード
このようにラストがみんな同じカードになるのでは、「普通のトランプとして」遊べないね。
●解説書についてうだうだ。
上述した加藤英夫氏によるテンヨーのマジックトランプの解説書が一番好み。セルフワーキングを用いたり、ナイフを使ってカード当てをしたりするマジックなどが20種類載った解説書である。中級者以上の方でも十分楽しめるのではないか。また、マジックトランプの紹介〜その12〜で記事にしたスタフルマジックミラクルデッキの解説書も初心者(小学生?)目線で丁寧に書かれていて良い。「『マジック』は成長する遊びなのです」は、蓋し名言。まほうとまほうさん、この本を改変して販売すればよいのに。それと解説書ではなく動画による解説だが、マジックトランプの紹介〜その4〜で記事にした日本パール工業のマジックトランプも良い。パールさんのは普通の簡単なカードマジックも解説に入っているのがマトラの解説としては珍しい。