国語屋稼業の戯言

国語の記事、多数あり。国語屋を営むこと三〇余年。趣味記事(手品)多し。

ジャンピングダイヤ(Jumping Gem )らのご紹介(改訂・増補版)

2023-02-07 11:36:47 | パドルマジック

●私は個人的に「スティック型パドルBEST5」を決めるほど、パドルが好きなのだが、先のBEST5にはあえて複数本使用のものは入れなかった。
●で、だ。
●二本使用するものを特集しちゃうのである。今回は古典中の古典「ジャンピングダイヤ(Jumping Gem(s) )である。
●むろん、2本使わなくても楽しいパドルである。
●ゆうきとも師の以下のTweetの通りである。
●なお、2本使うパドルマジックのイメージがわかない。
 そもそもパドルマジックを知らない方のために動画を4つ。見てね。

●まずはオーソドックスな手順なのがDPさんのもの

【マジック・手品】 M7232/4 PM 宝石の飛行(銀)/(銅)

●こんな演じ方もある。

ストレンジ・スティック

●マジックランドさんのはかっこいい。

Strange Stick (Jumping Gems)

●楽しそうな演技。アメリカ(たぶん)での家庭でのパーティーで行われているのかな。これくらいの人数でも楽しめられるマジックなんだなあ。

Party Magic / Delta BC

●今回、このジャンピングダイヤの記事を書くきっかけになったのはStraight Magic Shopさんがジャンピングダイヤを販売されるという話を知ったからである。

●それが「Straight Jumping Gem(リンクあり)」である。そこにも演技動画があって楽しいよ。

●非常に愛情のあるこだわりが見られる内容となっており、リンク内の紹介文は以下の駄文より必読である。

●私は個人的に、あくまでも個人的にだが、選択肢は多い方が良いと思っている。誰でもそうか。
●特に古典と呼ばれているものは種類が多くあって選べると快適な環境になると考えている。
●特にこのジャンピングダイヤ=Jumpingi Gemsは「パドルの手品の古典中の古典です」とテンヨーのパドル・コレクション(1985)にあるように古典なのでバリエーションが多くあるとマジシャンに都合がいい気がする。
●ちなみにどれくらいの古典かというと、Martinsmagic.comに以下のような記述がある。
「ジャンピング・ジェムズ by ケン・アレン, ジャック・ミラーc. 1953)」

このエフェクトは、アメリカン マジシャンでディーラーのケン アレン c. 1953年。これらは、ジャック・ミラーが彼の会社であるジャック・ミラー・エンタープライズを通じて、ケン・アレンのために建設しました。

効果:ジャンピング ジェムズは、多くの紆余曲折のある漸進的なルーチンです。この効果では、両方の棒に宝石がないように見えます。ロッドの両側に 1 つのダイヤモンドの宝石が表示されます。ダイヤモンドは他のロッドにジャンプします。今はその棒の両側にあります。次に、ロッドの両端にダイヤモンドがあります。次に、一方のダイヤモンドを押し上げて、もう一方のダイヤモンドに結合します。今、私たちはダイヤモンドを失いましたか、それとも他のロッドにジャンプしましたか? 最後に、唯一のダイヤモンドがあなたの親指の下にあることは、観客には明らかです。親指を上げてびっくり、ルビーです!」

とのこと。
あと、最近の演じ方と違う気がしますね。
●まあ、普通の人は一つ買うだけでいいんだが、ここに複数保持者がいるので、以下の駄文も少しはニーズがあると思うのである。
●以下の記事は冒頭の写真を参照のこと。以下、偏見を述べる。なお、本当に偏見だし、お前が下手なだけだと言われたらそれまでの話を多少書くかもしれない。
●まず、左上で横向きに置かれているのがテンヨーのパドルコレクションにある「デュエット」である。ここに「さまざまな現象が見せられるようになっており、多くのマジシャンがいまだに愛用のレパートリーにしています」とあるのは1985年だからではあるまい。今に通じているはず。この「デュエット」は石の部分がシールであるのが欠点と言えば欠点。パドル・コレクションの中で糊付けのために石がずれた作品もある。でも、きれいと言われたことがあるのでセーフだし、入手できるなら入手したほうが良い。他のパドルも傑作多し。
●「ダイヤとルビー」と書かれているものはテンヨー製で、たしか、ディーラーズアイテムだったはず。石がきれいで大きい。大きいというのが大事で現象が目立つし、複数人に見せるのに都合が良いだろう。ただ、大きいせいかムーブがややしにくい。
●「宝石の飛行」とあるのはDPグループのもの。プレミアム・メタルシリーズの一作で非常にきれいで高級感もある。ダイヤタイプではなく、私が持っているのはルビーとエメラルド。金属製のためやや重く、ムーブがしにくい感じはある。しかし、きれいで高級感がありますからねえ。宝石の飛行(銀)、 宝石の飛行(銅)、共に入手可能。
「ストレンジ・スティック」はマジックランド製。現在、入手可能。アルミなせいか、金属製でもムーブがしやすい。来月、マジックを趣味とする友人と共有する予定のマジック道具。だって、うちに3つあるんだもん。探しても見つからなかったのだが、見つかるときは見つかるもんだ。このケースを見たときは衝撃が走った。便利。ただ、もう、便利。私の持っている石はオーロラ色。お店には水色や白(ダイヤ)もあった気がする。
●ケースに入っている横向きに置いてあるのはデアゴスティーニのザ・マジック24号についていたもの。クライマックス用のルビーあり。まだ、デアゴスティーニのHPで購入可能。解説も丁寧。ムーブもしやすい。クライマックス用のルビーが安っぽいのが残念。また、ちょっと小さいか。
●先にも書いたが、この記事をかくきっかけであり、期待しているのが「Straight Jumping Gem」
引用するが「ダイヤには本物のスワロフスキー社製ラインストーンを使用し、ボディーには世界三大銘木の一つであるウォールナットを採用。ケースは姫路産の本革で作成し、ビッグフィニッシュ用のイミテーションダイヤはクリスタルガラスのモノをご用意しております。」
上記の通りならば、そして、HPを読む限り、
・木製で軽く、ムーブがしやすいはずであること。
・それでいてウォールナットの高級感があること。グラスを叩く音までチェックしているとあっては文句をつけられない。
・輝きについてはスワロフスキーで「底面がV字カット」なので、問題がないであろうこと。
・ラストのビッグダイヤの出現もなかなかの大きさ(直径36㎜)で、かつ、きれいでクライマックスにぴったりだと期待させてくれること。
・ケースの使い勝手がとても良さそうなこと。
・解説も面白そうであること。
●以上の理由で購入を決意。
●また、ケースの色、宝石の色も選べるところもいい。
●むろん、欠点もあって、ジャンピングダイヤとしてはお高い。
●現有のジャンピングダイヤたちもかわいいが、仲間入りをさせたくなったのである。
●演じるのに決定版も欲しくなりましたし。
●2023-01-29に拙文にして拙速ながらこれを紹介したのは「2月2日まで限定10%OFF!」なためであった。
●ともに良きジャンピングダイヤの演者になりませんか(勧誘)。
 選択肢は豊富にあるよ。
※ここで述べられているダイヤなどの宝石類は本物の宝石ではありません。
※初めて購入したトリックスのジャンピングダイヤは発見できませんでした。残念。
※改訂版として動画など追加。

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