アンダルシア地方の典型的な風景だろう
そして、ぽつんと西部劇に出てきそうな建物がある
エスタシオン・デ・ルケという名前のとおり、かつては駅舎だった建物なのだ。裏側へまわると、その面影を留めてある
この店は二十年ほど前から変わらず地元のおじさんたちの寄合所になっている。かつては「なんでも屋さん」だったので衣類も売っていた。小松もシャツを買って気に入ってきていたが、それももう擦り切れてしまった。今はシャツも別の店で売るようになったのだろう、今は観光客が気に入る農産物やお菓子が置かれている
今も昔も、ここでしか手に入らないのは、フィルターしていない濁った緑色のオリーブオイル、写真の棚左上に無造作に積み上げてある。
これを紹介すると、皆「持って帰りたい」というけれど、一リットルの瓶入りのみで、小瓶はない。プラスチック容器ではあるが、やっぱり重い。近くに小瓶で置いてあるのは、違う製品であります。さぁ、どっちにしましょう?
テーブルの上、しぼりたてのオレンジジュースとその濁ったオリーブオイル
さらに走る。白い村と古城もひとつ、ふたつ、みっつ・・・
午前十時半、グアダルキビル川の向こうにコルドバのメスキータが見える場所でバスを降りる
川を渡り、街の守護聖人大天使ラファエルの塔のそばを通り
ガイドさんと共にメスキータの中へ入る。ここは、なんと、9世紀にさかのぼる建築。神秘的な石の林。柱は古代のいろいろな神殿や建物から再利用されているので、それぞれを見飽きない。
幾何学的なデザインは古くならない
ミヒラブのすぐ前の天井を見上げる
ここは三度にわたり拡張工事されていて、いちばん最後の部分は石の色ではなく、赤白に塗っている。近年の発掘で見つかったものも展示されている。
庭はオレンジが植えられている。かつてのミナレットは壊されなかった。この鐘楼の中に隠されるように現存しているのだ
ユダヤ人街の細い道の一角が「花の小道」としてガイドブックに紹介されている
この青く塗られたドームは、近年造られた現代のイスラム教徒のためのマドラサ(学校)だ。
大聖堂の塔が見えてくる。これもまた、もともとはミナレットであった上部に鐘を入れる部分を増築したのである。
世界第三位ともいわれる巨大な大聖堂の場所には、かつてモスクがあった
今日は午後ミサがあるということで、最終入場が15時半、だから急いでやってきたのだ。立派な銀の装飾も今日はライトアップされている
コロンブスの墓は見ておかなくては大西洋を渡って何度も移動させられてきた墓、中にあったのは一部の骨と灰だったそうだ。
大聖堂を出て「黄金の塔」のところでバスに乗る。かつて大航海時代の港だった場所である
1929年イベロ・アメリア博覧会のメイン会場だったのが、この「スペイン広場」ここはスペイン各地を紹介するブースが左から右へABC順に並んでいた。そして、そこで起こった有名な出来事をタイル画にしてあるこのバルセロナは、コロンブスがはじめて新大陸から帰国した時、イサベル女王と謁見した街なのだ。
**
四十分ほど走ってカルモナのパラドールへ到着。昨年からこの町をめぐる小さな電気自動車が出現した定員は12名なので、全員は無理だが、たくさん歩くことなく街を見たい人におすすめ
19時になり、ようやく広場には人が集まりだした。日本で言えば夏の夕方の雰囲気
お店も開きだしたセビリアなんかにくらべるとやっぱり安いなぁ。この店で買ったオレンジのリキュール8ユーロ、同じものがパラドールでは15ユーロでありました。
カルモナの正面玄関、セビリア門
かつての城壁に沿って歩く
20時半からの夕食が開くのを、パラドールのロビーで待っている
そして、ぽつんと西部劇に出てきそうな建物がある
エスタシオン・デ・ルケという名前のとおり、かつては駅舎だった建物なのだ。裏側へまわると、その面影を留めてある
この店は二十年ほど前から変わらず地元のおじさんたちの寄合所になっている。かつては「なんでも屋さん」だったので衣類も売っていた。小松もシャツを買って気に入ってきていたが、それももう擦り切れてしまった。今はシャツも別の店で売るようになったのだろう、今は観光客が気に入る農産物やお菓子が置かれている
今も昔も、ここでしか手に入らないのは、フィルターしていない濁った緑色のオリーブオイル、写真の棚左上に無造作に積み上げてある。
これを紹介すると、皆「持って帰りたい」というけれど、一リットルの瓶入りのみで、小瓶はない。プラスチック容器ではあるが、やっぱり重い。近くに小瓶で置いてあるのは、違う製品であります。さぁ、どっちにしましょう?
テーブルの上、しぼりたてのオレンジジュースとその濁ったオリーブオイル
さらに走る。白い村と古城もひとつ、ふたつ、みっつ・・・
午前十時半、グアダルキビル川の向こうにコルドバのメスキータが見える場所でバスを降りる
川を渡り、街の守護聖人大天使ラファエルの塔のそばを通り
ガイドさんと共にメスキータの中へ入る。ここは、なんと、9世紀にさかのぼる建築。神秘的な石の林。柱は古代のいろいろな神殿や建物から再利用されているので、それぞれを見飽きない。
幾何学的なデザインは古くならない
ミヒラブのすぐ前の天井を見上げる
ここは三度にわたり拡張工事されていて、いちばん最後の部分は石の色ではなく、赤白に塗っている。近年の発掘で見つかったものも展示されている。
庭はオレンジが植えられている。かつてのミナレットは壊されなかった。この鐘楼の中に隠されるように現存しているのだ
ユダヤ人街の細い道の一角が「花の小道」としてガイドブックに紹介されている
この青く塗られたドームは、近年造られた現代のイスラム教徒のためのマドラサ(学校)だ。
大聖堂の塔が見えてくる。これもまた、もともとはミナレットであった上部に鐘を入れる部分を増築したのである。
世界第三位ともいわれる巨大な大聖堂の場所には、かつてモスクがあった
今日は午後ミサがあるということで、最終入場が15時半、だから急いでやってきたのだ。立派な銀の装飾も今日はライトアップされている
コロンブスの墓は見ておかなくては大西洋を渡って何度も移動させられてきた墓、中にあったのは一部の骨と灰だったそうだ。
大聖堂を出て「黄金の塔」のところでバスに乗る。かつて大航海時代の港だった場所である
1929年イベロ・アメリア博覧会のメイン会場だったのが、この「スペイン広場」ここはスペイン各地を紹介するブースが左から右へABC順に並んでいた。そして、そこで起こった有名な出来事をタイル画にしてあるこのバルセロナは、コロンブスがはじめて新大陸から帰国した時、イサベル女王と謁見した街なのだ。
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四十分ほど走ってカルモナのパラドールへ到着。昨年からこの町をめぐる小さな電気自動車が出現した定員は12名なので、全員は無理だが、たくさん歩くことなく街を見たい人におすすめ
19時になり、ようやく広場には人が集まりだした。日本で言えば夏の夕方の雰囲気
お店も開きだしたセビリアなんかにくらべるとやっぱり安いなぁ。この店で買ったオレンジのリキュール8ユーロ、同じものがパラドールでは15ユーロでありました。
カルモナの正面玄関、セビリア門
かつての城壁に沿って歩く
20時半からの夕食が開くのを、パラドールのロビーで待っている