旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

グランド・ティトンの美しい山々を見ながら楽に歩いて白頭鷲に出会う

2013-06-19 17:36:24 | アメリカ西部


《手造の旅》イエローストーンのオールドフェイスフルを出発イエローストーン国立公園の南出口へ行く手前でコンティネンタル・ディバイド=大陸分水嶺を超える

イエローストーン川方向への水は、ミズーリ川からミシシッピを経由してメキシコ湾へそそぐ。
グランド・ティトン側のスネークリバーの水は、コロンビア川を経由して太平洋へ至る。
この峠にある小さな睡蓮の池の水はその両方へ分かれているA Two Ocian Lakeと呼ばれる

ここを過ぎるといよいよグランド・ティトンの山々が近づいてくる

二つの国立公園の間はロックフェラーが買い取って寄付した土地でつながっている。ここを抜ける道はロックフェラー・メモリアル・パークウェイと名付けられた。

眼前にひろがるグランド・ティトンの山並みは圧巻

最高峰のグランド・ティトン(写真正面のとんがり)は四千メートルを超える。このハイウェイの標高も約二千メートル。つまり、スイスの山岳リゾートのツェルマットやサンモリッツよりも高い場所を走っているのだ。

★トレッキングルートはたくさんあるが、この山々を見ながら楽に歩ける道はないかといろいろ情報収集した。一般的な日本のツアーではグランド・ティトンを歩く事はしない(だいたい、ツアー自体がほとんど来ない)。

一昨年のコースも悪くなかったが、もっと楽な湖畔の道を選んで歩いた。
木の間隠れに湖と山が見える

リスも時折姿をみせる

こういう道なら、日ごろそんなに歩いていないひとでも楽しめましょう

その時・・・少し高い枝に巨大な鳥が止まっているのが見えた

なんと、白頭鷲である!こんな間近に見られるとはびっくり。相手もこちらの様子を伺っているようだが、逃げようとはしない。猛禽類の堂々たる姿。

りりしい顔

歩を進める
不意にシカにでくわす

カヌーを担いだ人にもでくわす

一時間半ほど、とても充実したウォーキングとなった。

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ふたたび車を走らせる。このパノラマは何度見ても見飽きない
※拡大してご覧ください⇒



今度はシグナル・マウンテンという眺望のきく丘へあがっていく。頂上少し手前の展望台からの眺め


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1930年代に建設されたカソリックの礼拝堂


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午後四時前には今日の宿泊ジャクソン・レイク・ロッジへ到着。ここのメインロビーは階段を上がったところにあり、巨大な窓の向こうに見えるモラン山は、訪れる人を必ず感激させるだろう。



部屋は絶対マウンテン・ビューにしたい。そのまま草原から湖へつながるトレイルが続いている。


コメント
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