旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

《手造》アイスランド~シンクヴェトリルから島の南東部へ

2014-09-03 15:10:28 | アイスランド
朝9時、晴れていたと思ったら突然雨が降ったり、アイスランドの天気はこういったもの。与えられた天気を楽しみましょう今日からアイスランドの南東部、そして北部のミーヴァトンまで訪れる五泊遠征。大型バスでは通れない道も行くので、こういう車にきてもらいました
レイキャヴィクを出て十五分ん。
首都に熱水を供給している地熱発電地帯ネーシャヴェトリルへ向かう道に入り、とたんに風景がかわった。道路にそって送水管がずっと続いている。突然、大型の車がたくさん集まっている「あれは映画を撮影しているんだよ」とドライバーさん
荒涼としたそれでいて燐と美しい。スコットランド北部と似た雰囲気がある

*シンクヴェトラ湖はアイスランドで最大の湖。湖面の高さ海抜103m。大きさはそれでも82平方キロメートルしかないが、深さは114mに達し、海面より低い。その水の多くは湧水で流れ込む川は小さなものが一本しかない。流れ出す川も一本だけ。その南東岸エリアが地熱地帯となっている。
地下二千メートルまでドリルして350℃の温度を利用し水を熱する。それをレイキャヴィクまで30キロほどパイプで送っていたのだ。

湖を右手に見ながら北岸まで進むと、そこが世界遺産にも指定されたシンクヴェトリル国立公園ここは、北アメリカプレートとユーラシアプレートが離れていくのが目で見える場所。下の写真で左が北アメリカプレートになると言われる。

豪快な岩壁がずっと続くのは壮観途中にアイスランド国旗が掲げられた場所がみえてくる。ここが世界遺産であるのは希な自然景観だけでなく、人類初の民主議会「アルシング」が西暦930年に開かれたことにもよっている。

・・・続く 取り急ぎ写真だけでも載せておきます!


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