高さ553mは2007年まで三十二年間も世界で一番高い塔だった。※現在一位は東京スカイツリー(634m)、二位は広州塔(600m) オンタリオ湖には小さなトロントのシティ・センター・空港がみえる。 こちらはジェット機の運航が禁止なので、一般のツアーで使うことはない。 ビルの谷間に見えるプリンのような形の建物で、「トロント映画祭」が行われるのだそうだ
この手の塔ではお約束のガラスの床もあります **町をぬけてナイアガラへ向かおう 新型トラム トロントからナイアガラへはオンタリオ湖畔をはしってゆく。
オンタリオ湖とエリーをむすぶ運河は今でも重要な水運ルート。
おりしも橋があがっていたナイアガラの滝も、この二つの湖をつなく川にできたものなのである。 ***ナイアガラの滝観光船の経営が今年から新しくなり、チケットもこんな腕巻式になった
もらえるカッパの色が赤になったのは、スポンサーがコカコーラだからなのだとか
アメリカ滝からカナダ滝へちかづくと猛烈なしぶきがやってくる。
これも楽しめる暖かい日でよかった 上流にはかつて発電所だった建物がある現在ももちろん発電に使用され、トロントやアメリカのNYへ電力を供給している。 カナダ滝のすぐ上、テーブルロックから ****川がオンタリオ湖にそそぐところにあるナイアガラ・オン・ザ・レイクの町へ。18世紀カナダの面影を残している。 つまりそれは、イギリスの面影ということでもある。小さな町だが劇場が三つあって、英語劇が好きな人がそれを目当てにやってくるほどなのだプリンス・オブ・ウェールズホテルは、いかにもシック個人でこういうところへ泊るのもよいですね。 ★★★ナイアガラ・オン・ザ・レイクの町のすぐちかくに「フォート・ジョージ」という砦が再現されている ここは1812年~14年のアメリカとの戦いで最前線になった場所。二百年前ならこんな木の壁と土塁で戦争をしていたのかナイアガラ川をはさんで対岸のアメリカからの砲撃で壊滅したのだが20世紀終わりになってから発掘・再現されている。 入場料を払って内部を見学するまでの時間はなかったが、入口を守る「衛兵」さんとお話しした。彼にききたいことがあったのだ。 それは、このおもしろいコインの事。 カエデの葉の部分だけが赤く印刷されためずらしいもの。 中に1812と書かれ、肖像とともにLa Salaberryと書かれている。これがどういう人物なのか、ドライバーさんもケベックの日本人ガイドさんも知らなかった。 「フォート・ジョージ」を守る彼は、やはりこのあたりの歴史に詳しく、コインに描かれた人物のことを話してくれた。 ★このコインについてはこちらに詳しく書きました。是非お読みください。 *****ナイアガラはワインもさかんにつくっている。試飲にいきましょう甘いアイス・ワインが有名だが、普通のわいんもかなり上質だと感じた。 今晩は滝を見下ろせる場所にあるオークスホテルに宿泊 明日はもうバッファロー経由で帰国であります。