ラヴェンナの朝は霧だったが、モデナが近づくころには晴れてきた
《手造の旅》北イタリア小都市めぐり4日目。
世界遺産のモデナ大聖堂へ行く前に、モデナの北10キロのところにあるノナントラの修道院跡を訪れる予定にしている。ここはかつてベネディクト派の大修道院があったところだが、現在はその一部だった聖シルベストロ教会だけが残されている。
ファサードは、実は1913年から20年にかけて、昔の姿をとりもどすべく大改修された。
この写真が改修以前のもの⇒ノナントラ最盛期の形状をとりもどさせたいとおもったわけだ。
簡素なファサードは12世紀ロマネスク彫刻が美しいポータルがある。古いとばかにするなかれ、ロマネスクのデザインというのは、時に現代でも(現代なればこそ)ヒットしそうなデザインがたくさんみられるのだ。この羊いかが?
昨年来た時には入れなかったクリプトへ
予約しておいたら、2012年の地震で荒廃して修復途上の教会本体もちょっとだけみせてくれた。
★ノナントラについてはこちらにもう少しかきました。
**
11:30モデナ旧市街中心、世界遺産指定されているイタリア屈指のロマネスク建築の大聖堂の塔。
日曜日の大聖堂前はマーケットが出てにぎわっている
昼食は出店で売っていたティジェッレというパンみたいなものにラルド(豚の脂肪を味付け熟成させたもの)とパルメザンをはさんだものをこれについて、翌日もうすこし詳しく分かったのでこちらに書きました。
市場で見つけるといつも買うのがハチミツ日本で買うより安いし、多様な味わいがあり、店によって確かに個性がある。
モデナはボローニャの全長42㎞には程遠いが、やはり長いポルティコがある
エステ家が本拠地フェラーラを奪われ(後継者不在でローマ法皇クレメンス8世に没収された)、モデナに本拠地を移して建造した侯爵宮殿がこれ。
現在は軍学校になっていて、231人の学生が学んでいるとか。ここの学生は街でも必ず制服の着用が義務付けられている。ピシッとした制服姿をよくみかけた。
**
今日のローカルガイドさんは、モデナの北18キロに位置するCARPIカルピという街に住んでいるという。
カルピがミシュランのガイドブックでちょっとだけ言及されていたのを思い出した。「きれいな広場のある町」と紹介されていたし、良い機会だから案内をお願いすると、喜んでくれた。自分の街をめったにやってこない日本人に案内できるとは思っていなかったでしょうね。
★カルピの町について、こちらにもう少し書きました。
***
今晩の宿泊は、モデナの南にあるアグリツーリズモ
全部で七部屋しかない、農場の中の一軒家である。こういう民宿の様な施設は差がはげしいしツアーには使いにくい。地元の日本人が自ら調べてまわって選んでくださったところであります。部屋は個性豊かで楽しくさせてくれる内装
到着したらワイン畑を見晴らすテラスでまずはいっぱい赤ワインの発泡酒ランブルスコの原料になるグラスパロッサは赤く色づいていた
わんちゃんとうさちゃん夕食までゆっくり散歩していると、野兎も飛んででた。
いちばん早いタイミングの19時半で夕食。
カボチャとポテトとチーズと卵を練って、バルサミコソースを添えて。
中身はホウレンソウとリコッタ。カラっといためたベーコンがちらしてある。
ほろほろ鳥、こちらもバルサミコソースがよくあう。
いっしょにもちろんランブルスコを
静かな農場の夜でした。
《手造の旅》北イタリア小都市めぐり4日目。
世界遺産のモデナ大聖堂へ行く前に、モデナの北10キロのところにあるノナントラの修道院跡を訪れる予定にしている。ここはかつてベネディクト派の大修道院があったところだが、現在はその一部だった聖シルベストロ教会だけが残されている。
ファサードは、実は1913年から20年にかけて、昔の姿をとりもどすべく大改修された。
この写真が改修以前のもの⇒ノナントラ最盛期の形状をとりもどさせたいとおもったわけだ。
簡素なファサードは12世紀ロマネスク彫刻が美しいポータルがある。古いとばかにするなかれ、ロマネスクのデザインというのは、時に現代でも(現代なればこそ)ヒットしそうなデザインがたくさんみられるのだ。この羊いかが?
昨年来た時には入れなかったクリプトへ
予約しておいたら、2012年の地震で荒廃して修復途上の教会本体もちょっとだけみせてくれた。
★ノナントラについてはこちらにもう少しかきました。
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11:30モデナ旧市街中心、世界遺産指定されているイタリア屈指のロマネスク建築の大聖堂の塔。
日曜日の大聖堂前はマーケットが出てにぎわっている
昼食は出店で売っていたティジェッレというパンみたいなものにラルド(豚の脂肪を味付け熟成させたもの)とパルメザンをはさんだものをこれについて、翌日もうすこし詳しく分かったのでこちらに書きました。
市場で見つけるといつも買うのがハチミツ日本で買うより安いし、多様な味わいがあり、店によって確かに個性がある。
モデナはボローニャの全長42㎞には程遠いが、やはり長いポルティコがある
エステ家が本拠地フェラーラを奪われ(後継者不在でローマ法皇クレメンス8世に没収された)、モデナに本拠地を移して建造した侯爵宮殿がこれ。
現在は軍学校になっていて、231人の学生が学んでいるとか。ここの学生は街でも必ず制服の着用が義務付けられている。ピシッとした制服姿をよくみかけた。
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今日のローカルガイドさんは、モデナの北18キロに位置するCARPIカルピという街に住んでいるという。
カルピがミシュランのガイドブックでちょっとだけ言及されていたのを思い出した。「きれいな広場のある町」と紹介されていたし、良い機会だから案内をお願いすると、喜んでくれた。自分の街をめったにやってこない日本人に案内できるとは思っていなかったでしょうね。
★カルピの町について、こちらにもう少し書きました。
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今晩の宿泊は、モデナの南にあるアグリツーリズモ
全部で七部屋しかない、農場の中の一軒家である。こういう民宿の様な施設は差がはげしいしツアーには使いにくい。地元の日本人が自ら調べてまわって選んでくださったところであります。部屋は個性豊かで楽しくさせてくれる内装
到着したらワイン畑を見晴らすテラスでまずはいっぱい赤ワインの発泡酒ランブルスコの原料になるグラスパロッサは赤く色づいていた
わんちゃんとうさちゃん夕食までゆっくり散歩していると、野兎も飛んででた。
いちばん早いタイミングの19時半で夕食。
カボチャとポテトとチーズと卵を練って、バルサミコソースを添えて。
中身はホウレンソウとリコッタ。カラっといためたベーコンがちらしてある。
ほろほろ鳥、こちらもバルサミコソースがよくあう。
いっしょにもちろんランブルスコを
静かな農場の夜でした。