旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

九州西部を走る旅~熊本から天草

2018-03-01 21:33:37 | 国内
桜島の横から朝日が昇る↓

朝食も多彩だった。地元の知覧茶をつかった茶碗蒸↓

青空だときのう見た観覧車の色も鮮やか↓籠島中央駅前の群像は、江戸末期に国禁を犯してイギリスへ渡航した薩摩の十九人↓

五代友厚、森有礼など、全員が偽名を使っていた。



今日は、鹿児島から熊本まで三つの違う列車に乗ってみようとスケジュールを考えた。
最初は九州新幹線で鹿児島⇒新水俣↓

日本の新幹線はほんとうに良くできている。つい最近イタリアの高速鉄道にのったところだから、よけいにそう感じる↓これだけ広い座席幅があり、なおかつ全部が回転する座席なんて驚異的↓

一時間もかからずに新水俣に到着。ここから平成14年に第三セクターとして開業した「肥薩オレンジ鉄道」に乗換↓
がらんとした新しい駅↓

改札を出るとすぐに在来線の線路を渡りホームに入る↓改札はない

やってきた列車に乗り、整理券をとる↓

バスと同じシステムである↓

「水俣」という地名をきくと、どうしても「水俣病」が思い浮かぶだろう。
たしかに1950年代末からの公害で、行政指導により漁業は一度壊滅してしまった。
が、努力の末に1997年に安全宣言が出され、現在では漁業も復活している。汚染された魚を徹底的に取り除いたので漁獲量は往時の三分の一程度しかないのだそうだが。

新幹線がトンネルばかりなのに比べ、在来線は海辺を走り風景が楽しめる↓天気がさほどよくなくても

八代市は日本三大急流の球磨川の水を利用した工場がたくさんある。「八代臨海工業地域」というのだそうだ。
日本製紙の工場が大きい。 メルシャンの工場もあるというので調べてみたら、こちらは焼酎を扱っていた。なるほど。

八代駅でオレンジ鉄道から再びJRに乗り換える↓乗継の短い時間だが駅前をひとまわり↓

ほんの短い時間でも、自分の目で見たモノの印象は強烈に残るのです。

巨大な柑橘類の乗ったポールがいやでも目に付く↓

これは「ばんぺいゆ」といのだそうだ↓
※こちらに八代商工会議所のがんばっている晩白柚の商品解説のページがありました

熊本までJRの在来線↓

車内のデザインは様々なんですね↓


熊本駅到着


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車を借りて走り出す。今回は熊本市内をゆっくりまわる時間はとれないが、熊本城が地震でどのような状況になっているのかだけは見ておいてほしかった。
ニュースで報道されているのを耳にしていてもそれはどうしても「他人事」である。
自分で足を運んで目にするとそれは一瞬で「自分事」になり、ニュースの情報とは比較にならない理解ができる。
まだまだ修復中の天守閣↓

まだまだ無残な石垣↓




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天草を目指して走り出す。

ちょっと南国風な海岸線、島々繋ぐ橋をわたって行こう↓


調べていて「本物のオランダ村があります」と情報があった三角港へ行ってみることにする。
まずは東三角の「海のピラミッド」↓ここは普通の港ですね

待合室ですね。天井までぐるぐる歩いてあがることが出来る↓

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行きたかった★三角西港↓

★こちらにもう少し書きました

三角西港が思いのほか面白くて時間をとられてしまった。
「天草史郎メモリアルホール」↓

ざっとご案内いただいたがこちらも一時間ではたりません

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今日のホテルはリゾート気分↓








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