旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

三千院を訪問してから「大原の里」へ

2019-04-06 23:53:11 | 国内

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草木染を楽しんでいたら午後三時をまわってしまった。今日のうちに三千院を見ておかなくては↓

三千院の名前は明治四年から。江戸時代の能筆家・霊元天皇の扁額に由来するそうな。皇室から住職を迎える「門跡寺院」である。
※解説リーフレットより

一段高くなった宸殿の一間に坐して庭をみわたしていたのだろう

その正面に、裏側から見た「往生極楽院」がある

三千院がこの地へ移ってくるよりずっと以前の平安時代中期の十世紀からここにあったとされる建物↓


外から目をこらすと、暗がりに安置されている巨大な阿弥陀像

建物に比べて明らかに巨大な阿弥陀像を納めるために船を逆にしたような天井になっている。
これははじめからここにあったものなのだろうか?
別の場所から運んできて納めるための御堂を造営したのだろうか。


広々とした庭


↓こんなかわいいお地蔵さんも



↓境内の小さな川をわたったところにある鎌倉期の石仏


↓観音堂に上がってゆく



平成十年に建立された観音堂には三メートルはある観音像

新しいものだが美しい

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教の宿泊は民宿「大原の里」

夕食の味噌の鍋





デザートに白味噌アイス

お庭のライトアップ




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大原で草木染をふたたび

2019-04-06 14:52:17 | 国内
昨年秋に思ったことが実現した!
※昨年の記事はこちらからごらんください
ここでの草木染を《手造の旅》で体験していただきたかったのです

まずは染めたい布をチョイス
↓これはレアな一品ものの織↓

丁寧で繊細な刺繍のようで、小松はヴェネチアのブラーノ島で見たアンティーク刺繍を思い出した↓

これは、これだけで素晴らしすぎて…素人の我々が染めるのは畏れおおく…普通のシルクや木綿をチョイス

草木染は数限りない原料があるが、今回は春らしい「桜」があった↓

季節によって桜色も強弱があるのだそうな

茜色はこの赤い根っこからきた

熱した液につけてゆっくり混ぜ続け

出して定着液につけて、洗う

桜色も同じ要領で繰り返す


藍色は違って、この液に浸して↓

ひきあげて広げ、空気に触れさせるとさあっと色が変わってゆく

これを何度も繰り返すと、どんどん藍が濃くなってきた

欧米人はこの藍にしたいと言う人が多いそうな。「日本らしい色」と認識しているらしい。

我々八人は、藍組二人、桜組三人、茜組三人でした
 
↓こちら、ともに桜組なのだが左はシルクで右は木綿、同じように染めても布によってずいぶん風合いが変わる↓


気に入った具合になったら、石鹸で洗い、洗剤をよくすすいで乾かす↓

↓そしてアイロンかけ

↓それぞれ、自分だけの色にそめあがりました(^.^)




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春の大原で京都の野菜を使ったランチをふたたび

2019-04-06 10:55:40 | 国内
京都駅集合午前十時。

盛りの桜を横目に鴨川沿いを北上し、一時間ちょっとで山間の大原の里へ至る。
菜の花が目に鮮やかな小道を歩いて

ちょっと早目のお昼ご飯。
京都の野菜にこだわった料理を出してくださるこのお店、昨年秋に訪れて以来また訪れたいと思っていた

↑聖護院大根、堀川ごぼう、菜の花の辛し和え…
↓冬野菜と春野菜のグラタン

↑生クリームやバターは使っていないそうで、濃厚すぎず野菜の味をしっかり感じられる↑
↓イワナのカルパッチョと紫人参↓美しいですねぇ

↓春菊の風味いっぱいのピッツァ

↓地鶏炭火焼き

↓おにぎりあんかけ雑炊







歩いて大原工房さんへ移動

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