旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

「山のレストラン」から大原へ、夜は「今原町家」にて

2019-11-24 13:00:00 | 国内
こんな濃厚なブルーベリージュース!はじめての味(^.^)

こちらはお酒→
「山のレストラン」はきのう訪れた「ソラノネ食堂」よりも前に、岩田さんがはじめて農場を拓いた地にある

今も山の水をひいて、(とても高価だという)ろ過装置を通した水を使っておられるのだそうだ。
↓簡素な扉をあけると

↓ぱっと空気がかわった

靴を脱いで階段をのぼるとこぢんまりしたレストランスペース↓

↓広い窓からブルーベリーの畑を見晴らせる席もある

紅葉しはじめたブルーベリーの木

○サトイモのオーブン焼き

○いろどりの野菜サラダ

○きのこのポタージュ

○白身魚のソテー、ポテトの糸のいい食感

↓ブルーベリーのパン

↓はっとするハーブティー


きのうお話を伺っていたのでより美味しく楽しめるランチ。
こちらではジャムも売ってます(^.^)


★紀伊国屋という名前は往時にはけっこうあったとのこと。衰亡していた老舗を岩田さんが再興させたという意識でこの名前がつけられている。
当時の台帳を見せていただいた。こんなにきれいに残っているなんて驚き。


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トンネルを抜けて、京都大原へ至る

草木染は多彩な色が可能

染める前の生地から自分で選ぶことができる


染色の材料もさまざま

↓藍の材料はこのぶらさがっている草

最初は緑色みたいに見えるけれど、何度も染めていくうちにきれいな藍にかわってきまする

今日はマリーゴールドの鮮やかな黄色も


***
大原の定番のひとつも見学しておこう。
寂光院は平清盛の娘・徳子が壇ノ浦の合戦の後心ならずも生き延びて余生を暮した場所。
この階段を上がると彼女の墓がある


寂光院はその下にあって入口は一度降りてからになる。

紅葉も良い時期になっていた

火災にあった後に再建造れた新しいご本尊も美しい

「平家物語」の最終章、大原御幸にも出てくる池

今日と市内のホテルへ向かう空

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一度ホテルに荷物を置いてから「今原町家」にむかった

「京都癒しの旅」の下戸さんに京都の四季のスライドとお話をお願いした↓

↓夕食の聚楽鍋は味噌味がいけてます




小さいながらもこの庭園があるのでこのホテルは気に入っております(^.^)




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西教寺、堅田

2019-11-24 10:00:00 | 国内
春にはこの参道の桜を見たっけ
※こちらから春の桜並木をごらんいただけます

西教寺に猿がたくさん登場する理由も、上記の春のページに書いておきました

このあたりだけで食用菊が栽培されていて、それを使ったお弁当が売られている。今日はがまんがまん。

本堂は江戸時代1736年に建てられたものだが、本尊の阿弥陀如来は平安時代のものとされている↓

つまり、今はなくなってしまった他寺からこちらへ運ばれ、それにあわせてこの伽藍が建設されたのだ。
内部(撮影禁止)に入ってみると定朝様式の安定した巨大な阿弥陀如来が建物にきれいにはまっていた。

「カーン」という鐘の音が頻繁に聞こえてくる。
みると本堂の一角に念仏を唱える僧が坐していて、「南無阿弥陀仏」十回に一度鐘を叩いている。
これは不断念仏といって、西教寺中興の祖とされる真盛上人がはじめ、ずっと続けられている(とされている)。

1443-1495 室町幕府に求心力がなくなり人々危険にさらされる戦国時代になっていく頃、比叡山に学んだで天台宗の中の分派となる天台真盛宗を興した。
彼の廟はこの階段の上にある↓



↓本殿に隣接している客殿は伏見城から移築されたもので、狩野派の絵が楽しめるのだそうな


2020年の大河ドラマの主人公である明智光秀一族の墓があるので近頃どっと人がふえてきたのだそうだ

「麒麟がくる」に使われそうな木彫がいくつもある



滋賀県にはすでに、1974年にキリンがきているのですが(^.^)



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浮御堂のある堅田へも行こう

伊勢湾台風で壊れた後にコンクリートで再建されているが一見に値する。

↓この水上の建築物は琵琶湖の環境を測るためのものだったが今は使われておらず、壊すにもお金がかかるのでそのまま放置されているのだそうな↓

堅田はかつて京都上賀茂神社の資材を上納するとして直接都の権力と結びつき、「湖族」と呼ばれた。
近くの坂本とは、今も微妙に言葉が違うとガイドさん。
琵琶湖がいちばん狭くなる立地から湖を見張った。

比叡山のこんな近くにありながら、時代によって日蓮宗や浄土真宗の寺をその中心にもって繁栄した。
今日はちょうどお祭りの日

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