ブルージュが北海での海運で栄えたという歴史を、ブルージュに来るだけでは感じられないといつも思っている。
今日の午後は電車で北海に面したオーステンデまで行こう。
ブルージュの駅は旧市街から「愛の湖」をこえて
すぐのところにある。
ローカル電車の旅
↓こんな列車がやってきました
乗車すれば十五分ほどで
北海に面した大都市オーステンデに到着する↓
↓この駅が十三年前とはがらりと変わっていてびっくりした↓2019年11月の駅ホーム
↓こちら、2006年12月に到着した時に撮影した駅ホーム
2006年にはこんな感じで存在していた観光案内所はみあたらない
2006年に訪れたカテドラルは
駅舎をでたところから
百メートルほど向こうに変わらずそびえていた
古そうに見えるが1899年から建設がはじまり1908年に完成した二十世紀のネオ・ゴシック建築。もちろんそれ以前にももっと古い教会があった場所。
二十世紀の二つの大戦を建物は生きのびてきたが、ステンドグラスは破壊されて新しくなったもの↓
後ろに接続された礼拝堂は1850年にオステンデで亡くなった王妃ルイーズ・マリーのためのもの↓
彼女はフランス国王ルイ・フィリップの娘で初代ベルギー国王レオポルド一世の妃だった↓
↓装飾に王冠があしらわれている
※彼女が葬られているのはラーケン
北海に向かう繁華街をあるいていく
夏は避暑地としてにぎわっているのがひとめでわかる海岸
このむこうはイギリスかぁ
オステンデはベルギーにとって重要な港町。昔も今も。
オランダがスペンから独立した八十年戦争の最中、1601-4年にスペインに包囲され、プロテスタントの街であったけれどもスペイン側に残された。
それ故、いまでもベルギー領になっているのだ。
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この町はベルギー象徴主義派画家のジェームズ・アンソールが1947年まで住んだ家とアトリエがある↓2019年は大規模修復中↓白いテントのところ
2006年に訪れた時は時が止まったようなたたずまいだった↓
彼の家はお土産やだった
この上の階がアンソールのアトリエだった。
※2006年に訪れた時の話はまたの機会に
***夕食のレストラン、ちょっといいところがみつかりました(^.^)
夏場シーズンならちょっと入れないかなと思うような店。
アミューズもこんな↓
名物北海海老のエッセンスがたっぷりのミニスープが真ん中↑
↓ワインでなくてビールでもかまいません
↓こうやって注ぐのよ
↓ドーバーのひらめ
ホタテのグリル二つの味で
海鮮グラタン
ゆっくり楽しんでいたらブルージュへの列車は20:42分になった
まぁ、十五分で着くからだいじょうぶ
この駅も昔はこんなだったっけ↓
タクシーで旧市街マルクトすぐ近くのホテルに帰着しました