旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

府中市美術館へ行く道

2021-10-14 16:20:32 | 国内
若冲のゾウに会いたくて府中市美術館へ行った。
※「動物の絵」展のホームページにリンクします
良い天気になったので府中本町駅から歩くことにした。

駅前の大國魂神社は歴史ある場所だと予想はしていたが、樹齢千年級のケヤキ参道は予想を超えていた。

源義家(頼朝より百年ほど前の人物)が、東北の動乱(前九年の役)を鎮圧した折、参拝の御礼に千本のケヤキを寄進したのだという。
JR府中本町から京王線府中駅に向かう巨木の参道は歩く価値がある。

古い写真を見ると田んぼの中の一本道だった参道は、今は広い歩道の商店街になっている。
そこに↑大黒様を助けたねずみの忠助の像が(^.^)

ほほう、※こんなお話があったのですね



大國魂神社の手水の屋根彫刻↑
↑これもゾウなんでしょうか?

↑近くの燈籠に刻まれたコレ↑はヨーロッパ中世のロマネスクのようだ↑

↑鳳凰

↑玄武?

↑底の抜けたひしゃくを奉納してあるのは安産祈願。祭神はアメノウヅメノミコト。

境内の歴史博物館は今日は入らない。
入ったら美術館までたどりつけなくなるだろうから。


★府中市美術館の「動物の絵」展についてはこちらに書きました

美術館の一室で制作を間近に見られる企画をやっていた↓

調べてみると、淺井裕介という1981年生まれの「泥で画く」画家だった。

↑実際に製作しているところを見られると、出来上がりの「完成品」を見るよりよっぽどおもしろいにちがいない。
※淺井裕介氏のテレ朝POSTインタビューページにリンクします
***

平日だがカフェは近隣住民とおぼしき人たちでにぎわっていた。

展覧会の時限定という「手捏ねハンバーグ」おいしうございました(^.^)

郊外の住宅地にとけこんだ、
こういう施設の近くに住みたいと思わせてくれる美術館だった。

コメント
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