ブールジェ大聖堂の魅力を、個々にもう少し紹介しておきたい。
ここだけ赤く装飾された天井におどろかされる↓
1446年に国王シャルル七世の財務官までつとめていたジャック・クールというブールジェの貴族が、国王を讃えるために装飾した。
シャルル七世の個人紋章のバラの赤色がアーチの頂上では太陽と同調しているデザイン。
ジャック・クールは毀誉褒貶の激しい人物だったようで、興味を惹くのだがまた今度(いつ?)しっかりしらべてみようと思っている。
ステンドグラス群はシャルトルのものに劣らない。シャルトルと似ているがしっかり別の個性が感じられる。
●ストーンメイソン(石工)の組合がお金を出したステンドグラスにはちゃんと石を削る仕事をしている姿が描かれている↓
ステンドグラス全体の主題は石打ちの刑で殉教した聖トマソ
●桶屋、大工、車輪作りの職人組合が出資したステンドグラス↓
真ん中の菱形で寝ているのは旧約聖書のヨセフ。
十一の稲穂と十一の星が自分に自分に向かって礼拝している夢を見ている。それらは自分の兄たちで、星と月は父と母。家族の中で自分がいちばん偉くなるという夢占いを兄たちに語ってしまい、憎まれて井戸に落とされ置き去りにされる。
●皮なめし職人↓
このステンドグラスのいちばん上には「兄弟を仲直りさせる父」の印象的な姿が描かれていた↓
※こちらにそのストーリーを書きました
●北側のポーチに残るロマネスクの彫刻はだいぶ破壊されているが
南側は比較的よく残っている↓
これらは現在見られるゴシック以前のロマネスク聖堂の主要箇所の為に制作されたと考えられている。つまり、12世紀以前ということ。
●正面入口の彫刻群はシャルトルと同じように縦長にデフォルメされている↓
まるで白鷗時代の仏像のようだ
●正面ファサードは西側に向いているので夕方により美しく光が当たる↓
●楽園を追われるアダムとイヴ↓
●カインがアベルを殺す↓
●ノアの箱舟↓
●水かさが増して非難する人々↓
●洪水の後、箱舟から鳩を飛ばすノア↓
ここだけ赤く装飾された天井におどろかされる↓
1446年に国王シャルル七世の財務官までつとめていたジャック・クールというブールジェの貴族が、国王を讃えるために装飾した。
シャルル七世の個人紋章のバラの赤色がアーチの頂上では太陽と同調しているデザイン。
ジャック・クールは毀誉褒貶の激しい人物だったようで、興味を惹くのだがまた今度(いつ?)しっかりしらべてみようと思っている。
ステンドグラス群はシャルトルのものに劣らない。シャルトルと似ているがしっかり別の個性が感じられる。
●ストーンメイソン(石工)の組合がお金を出したステンドグラスにはちゃんと石を削る仕事をしている姿が描かれている↓
ステンドグラス全体の主題は石打ちの刑で殉教した聖トマソ
●桶屋、大工、車輪作りの職人組合が出資したステンドグラス↓
真ん中の菱形で寝ているのは旧約聖書のヨセフ。
十一の稲穂と十一の星が自分に自分に向かって礼拝している夢を見ている。それらは自分の兄たちで、星と月は父と母。家族の中で自分がいちばん偉くなるという夢占いを兄たちに語ってしまい、憎まれて井戸に落とされ置き去りにされる。
●皮なめし職人↓
このステンドグラスのいちばん上には「兄弟を仲直りさせる父」の印象的な姿が描かれていた↓
※こちらにそのストーリーを書きました
●北側のポーチに残るロマネスクの彫刻はだいぶ破壊されているが
南側は比較的よく残っている↓
これらは現在見られるゴシック以前のロマネスク聖堂の主要箇所の為に制作されたと考えられている。つまり、12世紀以前ということ。
●正面入口の彫刻群はシャルトルと同じように縦長にデフォルメされている↓
まるで白鷗時代の仏像のようだ
●正面ファサードは西側に向いているので夕方により美しく光が当たる↓
●楽園を追われるアダムとイヴ↓
●カインがアベルを殺す↓
●ノアの箱舟↓
●水かさが増して非難する人々↓
●洪水の後、箱舟から鳩を飛ばすノア↓