樹齢千年の樹のまわりで起こった人々の悲しい物語
生きるということに軽重はなく、生は生、死は死であり、それ以上でも
以下でもない
時は移り、悲しみの種類はかわれども「生きる」ということは大変な
ことだということを、死から生まれたこの樹は知っている
ただ、荻原浩の作品としてはいまひとつ「キレ」がなかったように思う
少々の衝撃をもって読み始めたのだが、最後のページを読み終えた
ときに何かしら物足りなさを感じてしまった
閑話休題
昨日のブログを見ていて、やはり「祭り」というのは色鮮やかな「ハレ」
の世界なのだなと感じた
法被の青、鉢巻の白に赤い「祭」の文字
少なくとも今生きている我々は「ハレ」の日を祝い
「生」に感謝している
気がつけばもう10月、今週からは秋の空になっている
駅前の書店ではもう来年のカレンダーを売り出している
最近、だんだんと終盤に向かってゆるやかに舵を切り始めているような
気がしている
毎日々々、たいしたこともせずにフラフラしてきただけの人生だけども
奥さんも子どもたちも、実家の母親も元気にしている
季節にかかわらず美味しいものを食べて、楽しく過ごしている
北半球の秋は「感謝」の季節でもある
そういえば、9月24日には3回目の「波止場釣り」に挑んできた
場所は、京浜運河の東扇島西公園
台風でずいぶん波を被ったようで、芝は枯れてゴミだらけになっていたけれど
いわしとサッパが大漁だった
以 上
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます