8mmビデオ・カメラ(ハンディ・カム)が修理不能となりましたので、結局、オクで中古動作品の8mmビデオ・デッキを購入しました。
購入したモデルは、ソニー製の「EV-S2200」整備済、動作保証付きの完動品です。1994年製。
純粋な8mmテープ用のアナログ・ビデオデッキです。デジタルでの録画・録音や再生は出来ません。
勿体ない様ですが、これをプレーヤー、再生装置として使用します。
据え置き型とあって、画質、音質ともにハンディカムよりも良好です。
巻き取り、早送りとも早いです。ジョグ、シャトルも付いていて頭出しに便利です。
保存していた8mmテープが古い(約30年前)ため、さすがにテープによっては部分的にノイズや上下に縞が入る箇所がありましたが、年代の割りには全体を通して映像は綺麗です。音声も良好。
それと、最近はデジタル映像ばかり見ているので、アナログ映像は逆に新鮮味があり、画像が滑らかで深みがある様に思えました。気のせいでしょうか?。
ともかく、これをデジタル化して永久保存します。
デジタル化には手持ちのDVDレコーダーを使いました。これも長い間使っていませんでしたが、動作は大丈夫でした。
写真の下側の機器です。東芝 VARDIA。
外部入力から取り込み、一旦レコーダー内蔵のHDDに全て保存します。
そこから必要な映像を切り出し(分割)、チャプターの作成、テーマごとに繋ぎ合わせなどの編集を行い、プレイリストを作ります。
ひとつのプレイリストは、最大でもDVD-R DL(ダブルレイヤー)にそのまま収まるファイルサイズとしました。
作成したプレイリストに名前を付けた後、そのままDVDに高速コピーして、ファイナライズ処理をします。
このDVDを再生する時に、このプレイリストの名前が表示される様になります。要はファイル名ですね。
DVD-R DLは、以前買い貯めたディスクが沢山ありましたので、それを使いました。
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一連の作業は、全てDVDレコーダー上で行いました。PCを使っても出来ると思うのですが、編集作業をやった事がなかったので断念しました。
ブルーレイ・レコーダーを使うと、もっと沢山の映像を1枚のディスクに収める事が出来ると思います。
BD-Rのほうが大容量で、しかも今や値段もDVDよりも安い。DVDディスクはレアで割高?
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残念ながら、私は録画するにはTVにぶら下げたHDDで充分と思い、ブルーレイ・レコーダーは2台とも手放してしまいました。その代わり再生専用のブルーレイ・プレーヤーは何故か3台有ります。
今回の8mmテープのデジタル化には、その昔録り溜めた懐かしいテープが十数本有りましたので、毎日少しずつ作業して約1週間掛かりました。
8mmテープは120分、60分、Hi8、ノーマルと有りましたが、60分/Hi8が最も劣化が少なく画像も綺麗でした。
DVDにコピーした後、ディスクにタイトル、撮影日時を印刷しました。
これで何とか永久保存が出来ました。ひとまず安心です。
お盆に孫が帰ってきたら、見せてあげようと思います。