先週は、出張で東京方面に行っていたので、ついでに、秋葉原に寄って、オーディオ関連の色々な部品を漁ってきた。
それらの部品を使っての改造について、今後、少しずつ書き込んでいきます。
一揆に改造すると、何がどう影響したかわからなくし、この手のものはエージングで変わってくるので、少しずつ改造します。
まずは、AC電源ケーブルです。
ケーブルは、Belden(ベルデン)の19364の3芯14AWGをトモカ電気で購入しました。980円/mを2m購入。
これが結構太いです。ケーブル自体には、Beldenとは書いてありません。
そして、電源のプラグとソケットは、Marinco(マリンコ)をラジオデパート2Fの桜屋電機で購入。
プラグは5266BL(1,150円)、ソケットは320IEC15(2,650円)。
プラグは、少し値段の高いホスピタル・グレードも置いてあったが、樹脂が部分的に透明だったり、白色だったりで、どの程度良いのか判らなかったので、一般品にしておいた。
袋の裏。Made in USAです。
5年保証も付いているらしい。
袋から取り出したところ。
ブレードは、あえてメッキが施してありません。メッキが無い分、素直な音が出そうです。
両方とも、マリンコのベストセラー、定番ですね。
さて、
このマリンコとベルデンのケーブルを使って、AC電源ケーブルを自分で組み立てます。この組み合わせはオーディオ通なら、定番ですね。
まず、マリンコの説明書に従った長さで、ケーブルの外皮を剥きます。
ケーブルからは、綺麗なアルミラップシールドが出てきます。そして、太めの綿糸も巻かれています。さらにドレインもあります。
各芯線の被覆もマリンコの説明書に従った長さで剥きます。
芯線は、非メッキ銅でしょう。これも素直そうで良い。
マリコンの説明書を見ると、半田は、実施するな!と書いてあります。
説明書にしたがって、そのまま組み立てます。
私の国ではACコンセントはアース付きの3芯式です。
緑とドレインを纏めて「GR」の端子へ、青色を「Silver Screw」の端子へ、茶色を「Black Screw」の端子へ挿入して、ドライバでしっかりと締め付けました。
<プラグ側>
<ソケット側>
これで完成です。
ついでに、剥いたカスは、こんな感じ。
早速、私の真空管プリアンプの電源ケーブルに使ってみました。
音の感想は、
今まで、オヤイデのPC-OCCケーブルを使っていましたが、これよりも、音がダイナミックで、ベルデンらしく音に芯があります。なんとなく、音に深みがありますね。前後に広がった感じがします。
PC-OCCは、理論的には、導電率が良く、分子の並びも整然としているらしいのですが、私が今まで使った感想では、音質的には、クリヤーですが、どうしても、音の線が細くなる傾向があります。
>音の線が細くなる傾向があります。
高性能を狙うとありがちなパターンですね。
気をつけないと。
ところで主さんは以前BGM用のアンプを探していましたよね。すごく面白そうなメーカーを教わったのでHPを見てください!http://www.ishinolab.com/
コメントありがとうございます。
紹介して頂いたHPに行ってみました。
興味深いアンプがありますね。
そうです、オーディオは値段だけじゃないですね。
私は、回路は単純にして、パーツを選ぶ方が元の音に素直だという論者です。
HPには、店長のブログなど興味深い記事もありますね。
時間をかけて読みたいと思います。
ハッとすることが書いて有りそうですね。
店長及び設計してる人って、もしかするとサンスイのOBの方でしょうか?
HPの紹介有難うございました。
ちょっと説明を読んだだけでもCrownより音楽鑑賞用としては遥かに良さそうです。
もっとも、そんなことを言ったらCrownの技術者に「現場のモニター用だんだから当たり前だろ!」と怒られそうです。
>回路は単純にして、パーツを選ぶ方が元の音に素直だという論者です。
結局そうなるんでしょうね。