引き続き、私が持っている真空管と主観になりますが、音の印象を紹介したいと思います。
今回は、これも有名な12AU7です。
12AU7(5814A/ECC82/CV4003)
左から、RCA製5814A、Tung-sol製12AU7、Telefunken製ECC82、Mullard製CV4003です。
音の印象は、マッキントッシュMC275に使っての印象です。
例によって、右に行くほど、私のお気に入り。
①RCA製5814A
1963年製BlackPlateである。プレートがクロームメッキ仕上げで光沢がある。
音の印象;
あまり覚えていないが、記憶では、ブラックプレートらしく、くっきりはっきりとした音だったと思う。
少し金属質の音だったかな?
②Tung-sol製12AU7
1950年製SquareGetter(スクエアーゲッター)である。TelefunkenのRibTypeと構造が良く似ている。
音の印象:
これもよく覚えていないが、すぐに取り替えたので、まあまあと言ったところかな。
ちょっと、艶がたりなく魅力が少なかった気がする。
③Telefunken製ECC82
SmoothPlateである。
音の印象:
テレフンケンらしく、スッキリとして、低域から高域まで良く伸びていてフラットな感じ。優等生。
でも、味わいが足りなく、面白みに掛けるかなって印象です。
④Mullard製CV4003
BoxPlateである。この球はNOS品が割りと簡単に手に入る。在庫が沢山見つかったのだろうか。
ムラードらしく、繊細な上に味わい艶があり、芳醇な味わいである。暖かみのある音。
私は、こんな音が好みで、この球を今の常用管としている。