僕の前世はたぶんオランダ人。

おもしろきこともなき世をおもしろく

片想い(東野圭吾)

2007年09月16日 | よむ

片想い(東野圭吾)

長いけど一晩で読んだ。

身の回りのちょっとした事件が、

どんどん発展して

宮部みゆきの「理由」みたいな内容だった。

ミステリーの部分はまぁおいといて、

題材の性同一性障害はとても興味深かった。

会社の近くでオナベさんと女子のカップルをよく見るが、

正直偏見をもってみてた。

東野圭吾という人がどこまで問題の本質まで言及できているのはわからないが、

多少見る目に変化があった気がする。

メビウスの輪という表現は実に興味深い。