今回は来月の涸沢の予行演習をかねて
日本で一番敷居の低い山岳テント場
オーレン小屋併設の
岳樺(だけかんば)テント場を目指す。
今回の行程は桜平駐車場1890mから
オーレン小屋2330mを経て
硫黄岳2760mを往復する
5時間50分のピストンルート。
9時半桜平駐車場到着。
ここはもう
あと数分遅れたらアリの這い出る隙間もない
ってくらいの大混雑。
アクセスが細道てこともあって
すれ違いとか駐車スペースとか
一歩間違えると泣きそうな事態・・・。
ちなみにコロナなので駐車場のトイレは閉鎖。
それって意味あるのかな・・・。
なんにせよトイレは
30分ほど歩いた夏沢鉱泉が最寄りとなるのでご注意を。
10時桜平登山口からスタート。
夏沢鉱泉まではオフロード車の出入りもあるので
登山道というよりは
手入れの行き届いていない車道を歩く。
10時半夏沢鉱泉。
夏沢鉱泉から先は一応登山道だけど
タラタラ歩く散歩道みたいなもの。
南八ヶ岳は苔の山といわれるほどで
本当に鮮やかな緑が多い。
ジブリの世界。
12時オーレン小屋到着。
さっそくテントの受付に並ぶも
検温器が作動しないからとのことで
列の最後尾に回されるトラブルが・・・。
検温器の不具合はわかるけど
最後尾に回すってそれは何かちがうんじゃ・・・。
9月の連休とも会って
テント場は大混雑。
小川沿いに設営して一息つくも
日本一敷居の低いテント場に名を連ねるだけあって
まぁ家族連れの多いこと多いこと。
小川の岸辺が格好の遊び場になるのはやむなしとしても
ただでさえ混み合うサイトで
3張り分のスペースを独占してみたり
枝を振り回して全力疾走するのを放置してみたり。
しまいには案の定よそ様のガイラインに足を引っかけて
ギャン泣きする始末。
もうちょっと考えてほしいかな。
13時半テント場をでて右回りで硫黄岳へ。
空身とはいえなかなかの急登が続く。
14時半、尾根へでる。
雨に降られないだけまし
ってくらい真っ白・・・。
15時硫黄岳2760m山頂。
ここも真っ白。
ほんとなら火口やら赤岳やら
見どころ満載なんだけどな。
そこそこ風も強く
休憩せずに下山開始。
ハイマツの中に雷鳥でもいればと思ったけど
この辺りにはいないのかな。
とにかく寒いので一目散に樹林帯へ。
16時ヒュッテ夏沢。
北側に一瞬だけ視界が広がる。
今回の景色のピーク笑。
今回はどうも天気に恵まれない。
翌日も似たような天候だったので
天狗・根石はあきらめて
9時オーレン小屋出立。
帰り道はもう余裕で
苔と
水をぼんやり眺めながらの
お手軽ハイク。
南八ヶ岳の水流はずっと眺めていられる。
10時40分桜平登山口着。
オーレン小屋はともかく
八ヶ岳は再チャレンジしたいな。