![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/46/a5b08cd40c67dcc8c391045a1741a680.jpg)
まずは前日に予約した
瓢亭さんで朝粥膳を頂く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/47/369d5c3c24e777c2b95f98b15ac45037.jpg)
1時間での入れ替え制をとっているようで
運良く9時の回がとれた。
やった!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/34/56411c09ef5e18b2e045dad60658193f.jpg)
9時近くなると前室に予約のお客さんが
三々五々集まり始める。
小道に水があってあり
あぁ京都だなぁと
ニマニマしてしまう。
8時のお客さんが帰り始めると
空いたテーブルから徐々に案内される。
女性のおひとり様が圧倒的に多く驚き。
まずは食前の梅昆布茶。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/10/a7ee049cc27400934e843750400a0935.jpg)
こんな濃い梅昆布茶飲んだことない!
しかもぬるめに。
一口目から度肝を抜かれる。
一膳目は名物のゆで卵と前菜。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/8b/09849f2f74068993f818fa534d46ff4f.jpg)
山椒が強めなのと
カニがふた皿もでてびっくり!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/83/27bcfa9a687cb8339787cd5e9c590a02.jpg)
ゆで卵が名物・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/ad/5918cdc7ea335691efa2184d75986d31.jpg)
続きますは
青さと絹ごし豆腐のお椀。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/75/994a1d4e9b6e1333597d903ca9a77218.jpg)
これはもうほぼ湯豆腐と言って差し支えないほど
うすあじ笑。
さぁ!
ここで満を辞してのお粥セットが登場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/e1/d31b290619dbc5dc271ada4ba9c7d15a.jpg)
お櫃にいっぱいのお粥は
ほどよく芯が残り
量も多く腹持ちの良い炊き上がり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/88/191806587c16acc61b12571be69dfbe4.jpg)
なんといってもお粥の上にかけるのは
まぐろから丁寧にとったお出汁を
吉野葛でといた特製お出汁。
これがとんでもなく美味い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/07/7e28fa1fc8486ffee6fe044b277e3d2c.jpg)
美味すぎてケチりながらお椀に注いでいると
思いの外たっぷりサイズで
思わぬ僥倖を得ることができる。
絶景かな絶景かな!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/77/eedcbf430cf87a87e5b499b14ea31c16.jpg)
これは大満足。
ふつう朝ご飯を頂くと
おきばりやすぅ〜と
これから頑張ろうという気になるものだが
こちらのお粥は
もう今日は何もしたくないなぁ
と
満足しきってゆるゆるになってしまう
脱力感溢れる朝膳であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/c4/456ada2de7f0e05edbd4878728acc63a.jpg)
せっかく南禅寺に来たのだからと
やってきました南禅寺山門!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/71/8440e4d760bae2d4fda86bb53cd86396.jpg)
ここへ来たなら
楼門五三桐の口上が口をつくというもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/39/e6951fdccb91442daf6e54ce9f3f16f6.jpg)
知らざぁ言って聞かせやしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/17/df9316a7b39c20e6c29a1521812bafe1.jpg)
絶景かな絶景かな!
春の宵は値千両とは小せえ、小せえ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/78/186c8fbeda309bc4130f5e161574efa2.jpg)
この五右衛門の目からは値万両、万々両・・・!
残念ながら葉桜全開だけどね!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/3b/b449453f79b0714aefe3478debcf5049.jpg)
とにかく石川五右衛門がよじ登って
桜を眺めたという全力のフィクションで有名な
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/61/743311b4fb11ec0c9c70a5491a8fb67b.jpg)
これがあの南禅寺山門なのです。
なお、南禅寺は重要文化財の山門以外にも見どころたっぷりで
お坊さんの住居である方丈はなんと国宝なのです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/ad/370a536caf45996a0762c6192e4e9fa0.jpg)
山田芳裕の名作『へいげもの』で有名な
小堀遠州作の枯山水もあり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/95/dd98079c35175e5235c93cc4f4c53858.jpg)
回遊できる造りの
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ed/b0843d47ab65c672b391b1ba8b580289.jpg)
庭もまぁまぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/a1/2a8eb8e73ce05b38225253e6d88b3dd1.jpg)
そしてなんといっても
琵琶湖からの水を京都市内に運ぶ
水道橋!
これまた絶景なら絶景かな!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/55/e3469ebd10fd4011e94295a5f561cc1e.jpg)
今もなお現役で水が流れており
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/a1/dc976cb8e28019c86bce6dfd264f597a.jpg)
南禅寺訪問の際は
山門と方丈に心を奪われて
お見逃しの内容に強くお勧めする。
しかし、お寺の裏にローマ水道を通すとは・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/20/884515493e7a436a783590acd4fcd1e7.jpg)
ちょっとカンボジアのクメール遺跡のようでもある。
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しかしよくも京都五山別格のお寺が
用水路の建設を許可したものだと思う。
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さらに境内には金地院崇伝の名前としても有名な
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金地院もあり
こちらも是非お見逃しなく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/04/2a22ca84871cc07b6fa4c7a625e978ec.jpg)
また蹴上インクラインなる動力設備の跡地が
桜の名所として整備されており
こちらも春になれば値万両の絶景かな!