KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

現実的な夢しか持てない未来(?)

2015-03-24 22:55:27 | 日記・エッセイ・コラム
最初は、ん~とまぁ、荒唐無稽なことぶちまけたなぁ、と言うくらいにしか思っていなかったが。

現実にちょっと考えれば、富士山のライトアップを計画通りしようものなら、何十万もの照明を広範囲にわたって設置することや、電気代の問題、過剰な照明光による生態系への影響、などなど、解決しなければいけないことや心配事が山積するのに。

それにしてもこの社長、あまりの批判されっぷりに、ちょっとかわいそうだな、と思う。こういうことが出来たらいいね、と思っているだけだったのが、予想以上の反対であっさり断念しちゃうんだもの。ぼくと同世代だから、そうなったら簡単にあきらめてしまうのも無理ないのかも・・・(_ _;

それにしても、最近はこうした「壮大な夢」に出くわすことが少なくなってしまったように思う。最近では「サッカー選手」「パティシエ」といった、あこがれの職業が人気のようだが、これは頑張ればなれないことではないし、昔は多かった「政治家」「会社の社長」というのは、まずいない。

将来の夢は?と聞かれ、「長生き」・・・というのは、昔のお菓子のCMからだが。

欲しいものも、いまはちょっと探せばすぐ手に入る時代になったようだが、その一方で、欲しいモノも手に入らず、また手にする方法も知らず、将来に期待を持てない者は、それを知らないまま一生を終えるかもしれない。

誰もが、程度の大小はあるにせよ、実現可能な範囲での夢しか持ち得ていないのは、長い目で見たとき、どうなのだろうか?



《経済》 LEDで富士山ライトアップ 20年実現へ(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20150318/CK2015031802000100.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする