KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

電車の知識をくれたひと

2015-09-27 20:47:53 | Railway&RailwayModels
 このニュースはじつは数日前知ったことですが、裏付けが取れるまでは書けませんでした。

編集長敬白「宮田さんの訃報に・・・」(2015.9.23 鉄道ホビダス)
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2015/09/25_19.html

宮田 道一さん 享年77。

小学校に上がる頃、地元沿線を走る小○急よりも、親戚が沿線に住んでいる東急田園都市線にあこがれていた。折しもちょうど「電車とバスの博物館」が高津にオープンし、入館料10円だったこともあり、家族で近くへ買い物に来ても、自分だけ「博物館行きたい!」と10円ねだって行ってきたりしてた。

そんな感じなので、東急の車両に興味が出るのは当然のことで、とりわけステンレスの車体や先進的な足回りに興味がいくようになり、そのうち自分で関連本を買って読み込んでいくようになり、


共著も含めるとこれだけあるが、これでもまだ、ほんの一部だと思う。パンフレットや雑誌の記事を合わせると膨大なものになるだろう。これらが、自分の血となり肉となり、一生逃れられそうもない「鉄オタ」へと・・・もちろん、実生活に役に立ってるかどうかは別として。

オマケだが、小学生の時に初参加した東急全駅を回るスタンプラリー(この年はコミック形式)にも、

長津田車両工場(当時)の工場長だった宮田氏が登場された。

じつは、今回の訃報を知ったのは、はからずもその「電バス」へ所用で行く途中のことだった。いまは宮崎台に移転したが、改装のためしばらく休館するとのことで、見納めのつもりだった。

ここでもう一つだけ、思い出話をすることをお許しいただきたい。

さかのぼること7年、2008年のGW。東京・渋谷の百貨店で東急の鉄道イベント(東横線開業80周年記念)があった。


そこに東横線のモジュールレイアウトを出展した関係で、裏方のひとりとして参加していたが、ある時、小柄で帽子をかぶった男性がひょいと現れて「すばらしいイベントですね」とぼくにひとこと声をかけてくださった。帽子を取られたそのお顔、その風貌から、おそらく氏ではなかったかと思う。思った瞬間から、恐れ多くて、名前を聞くことすらできなかったが。
(ぼくの勘違い、思い込みかもしれないですが、あえて書きました)


ご冥福をお祈りします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする