ある時期から、ある理由によりサザンの曲を聴かなくなった。
しかしそれが、今年のサザンオールスターズ復活、そして先程までNHKでやっていたライブのスペシャル番組を見ていたことで、みごとに覆された。
最初は聴かないつもりだったのに、聴いている。曲が終わってチャンネル変えても、いつのまにかまた元に戻している。この引き付ける力はなんなのだろう。
特に新曲の「栄光の男」という曲、何故かこの曲に出てくる「俺」が、落ちぶれた感のある、今の自分のようにも思えた。
最近、仕事も思ったようにうまくいかず、さらにここ連日の暑さで体にキレもなく、そしていよいよ引越しを控え、環境がこれから大きく変わることへの不安もあり、できることなら全てを棄ててどこか遠くへ逃げ出したい気持ちに何度なったことか。
そんな時に、そんな不安などどこ吹く風と、液晶越しに聴こえてくる音楽にいつの間にか惹かれていく自分。国民的バンドと言われるゆえんが、少しわかった気になった。
あぁ、でも喉痛いなぁ・・・。
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